水の娘
監督:ジャン・ルノワール
製作:1924年
楽しい悲劇としての映画、水と草木の生命力、枯れ木による死の表象などルノワール作品の真髄が早くも現れている初期作品でした。
『ピクニック』を思わ…
鳥飼リョウさんのピアノ
ルノワールデビュー作にして、実験精神満載ながら詩情に溢れている
川を流れる船の上を移動する叔父
戦場で調理するカトリーヌヘスリングの異様なメーク
スローモーションに二重撮影…
「静養」パートのグジュールとジョルジュ。二人の距離が縮まり、いよいよ…という瞬間のロングショット。木漏れ日が降りそそぐ中、画面の端の二人はお互いの気持ちに気付きつつある。ジョルジュの佇まいの色気。カ…
>>続きを読むルノワールの単独監督デビュー作にして既にセンスの塊。
古の特撮技法を用いた幻想的なショットの数々、そして「ピクニック」で頂点に達する光のゆらめきはこの頃から。
映像美はシェストレムを彷彿とさせる。…
ルノワールだけは入れておかねばと思いました。
私が何よりも推しているのは映画作家自身が芸術として出なく映画を必要としているかである。
あえてゲームの規則でも十字路の夜でも黄金の馬車でもジャン・ルノワ…