マンハッタンの二人の男の作品情報・感想・評価

「マンハッタンの二人の男」に投稿された感想・評価

やはり切れ味のあるメルヴィルの演出には渋味があってサスペンスフルな作品が似合う。

国連に関するスキャンダルの真相を探る二人の記者の話だが、二人が方々人物を訪ねるシーンがとにかくクールで、特にレコーディング中の歌手を訪ねたときは音楽も相俟って痺れた。

というかメルヴィルのディレクションの力もあってか訪れる場所自体がどこも味わい深いところばかりに思え、そこでメルヴィルが冴えたセンスで撮るものだからそりゃあ素晴らしい映像になるというもの。

後半の緊迫感溢れるシーンでは後の犯罪映画同様に動きで語るような演出が数多く見られ、後の名作群の先駆けとしても実に良いものだった。

ロードムービー的良さも秘めたサスペンスとして実に優れた作品だったが、これがGEOでしかレンタルできないっていうのは少し勿体無く思う。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0
‪「マンハッタンの二人の男」‬
‪本作は監督メルヴィルが主演を務めてる分、彼の作品を何作か鑑賞してから観ると彼のマルチな才能が垣間見れる。本作は記者と報道カメラマンが謎を追う内容でソラルの音楽が聴き心地が良くゲリラ的撮影も見所。全てにおいて彼の作品は洗練された映画実験…夜の映像は最高。‬
yyy

yyyの感想・評価

5.0
ジャズに彩られたスタイリッシュなノワール調の追跡劇。ネオンサイン、ストリップショウ、タバコの煙、どれもいちいちカッコいい。立て続けに美しい女優が登場するので全く飽きない

このレビューはネタバレを含みます

レンタル鑑賞
失踪したフランス国連代表の行方を追い
失踪者と関係のありそうな女を訪ね
夜の街を渡り歩く記者とカメラマン…
役者さんの存在感
とても洒落てて雰囲気もある事は分かるんだけど…
いまいちしっくりこなかった
slow

slowの感想・評価

4.4
ニューヨークで開かれた国連総会に出席するはずだったフランスの代表が突如欠席し、そのまま行方知れずとなってしまった。フランス通信社ニューヨーク支局の記者モローは、編集長の命令により事の次第を調査し始める。

メルヴィル演じるモローが、夜のマンハッタンを飄々とした顔で徘徊する姿。これがなかなか味わい深い。また、水を口に含み、身嗜みを整えるなど、切り取られた日常生活の一コマが、映画の一コマとしてとても粋なものに見える。それは『サムライ』でのルーティーンのような所作にも感じられたもので、メルヴィルはそういったものに何か美学でも感じているのだろう。
気が付けば其処彼処でJAZZが流れ、渋い映像の羅列をモダンに仕立てる。『ブルーに生まれついて』を想起させるレコーディングスタジオのシーンも素敵。全編こだわりのJAZZにしっとりと濡れた真夜中の事件簿。我々が明け方に目撃するものとは。
dude

dudeの感想・評価

3.7
気怠げなノワール風の人情劇?
面白かったが、あっという間に終わってしまった。登場人物が画面から出ていったあとの、なんとも言えない間が印象的。
とってもルーズでクールな夜を歩く二人の男。役者としてのメルヴィルの巧さがわかる。
後、グラッセとメルヴィルの二人を覆う影の差とか大事。
I

Iの感想・評価

4.6
こんだけ真剣にふざけられるのは才能

これでもかとばかりに盛り上げた音楽かけといて2秒くらいでアホみたいに急に消えていくあのリフがどんどんおかしくなってくる

看護師の二度見とか死体を発見する娼婦風の女とか本来確実にセリフなりなんなり絶対に足したくなるところを無言とわずかな動作だけで魅せる演出力に感服

あと目玉焼き、、鉄板の位置、、。
洒落ている。
さいごトランペッターが近づいてきて吹くの笑っちゃう
nagaoshan

nagaoshanの感想・評価

3.9
ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品!

俳優さんでメルヴィルを拝めて、なかなかの演者ですよね〜と感心しましたが、本作の音楽、素晴らしいJazとマンハッタンのロケーションが最高‼️
ネオンと雑踏の中に繰り広げられる行方不明の男を探す記者とカメラマン。

前編Jazの音色で彩られてますけど、中盤の女性歌手👩‍🎤とラストのJazセッションのカッコイイ事!
ペットの音色がスンバラシイ!
エレベーターの中の二人のシーンの撮影シーンとラストの夜明けのマンハッタン…痺れました…

さて、いよいよ『サムライ』鑑賞いっちゃいますか‼️😎

良か映画!
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