
ロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督が、ヒトラー、レーニンに続き、“20 世紀の権力者”を題材にして製作したシリーズの一作。 1945 年の敗戦までは、長らく現人神として崇められていた昭和天皇が、マッカーサーとの会見を経て、“人間宣言”を決断するまでの数日間の心の葛藤を、静謐な映像で描き出す。日本人が触れることは タブーな題材に正面から向き合った作品だが、社会派ドラマではなく、人間としての天皇の姿に焦点をあてている。日本での公開は危ぶまれたが 2006 年 8 月に封切られた。公開時、昭和天皇をイッセー尾形が演じることも含め、話題を呼んだ。





