氷壁の女の作品情報・感想・評価

『氷壁の女』に投稿された感想・評価

フレッド・ジンネマンの最後の作品。まったく衰えを感じさせない傑作。スイス、アルプス山中に観光旅行の英国人の男と若い女、女は姪で、しのび愛だ。ガイドが男に「あなたでは、彼女を幸せにできない」と言い、も…

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5.0

氷壁が男の周囲の時間流動を制止しているという、現実には生きていない人間が画面内で生き続けるという「映画」のパラドックスに初めて触れた年頃の自分にとって、それに類似した状況に直面するカメラが(幼少時代…

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AONI
3.0
本人はこんな役もこなしたいという意欲出演なんだろうが、こんなショーン・コネリーは見たくなかった。


アルプス登山にやってきたイギリス人男女と、スイス人ガイド、この三人がいっしょに過した五日間を描くドラマ。

1932年。夜汽車の寝棚から若い女が降り、コンパートメントを出て窓辺に立ち外を眺めている…

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スイスアルプスの絶景をロトゥンノが撮ってるので、ロングショットの見映えは結構良い。演出の刺激には欠ける。

実に素晴らしい映画でした…。登山のシーンは毎回ハラハラした…。
マリア婆さんが夫と再会したシーンは苦しすぎた…。あの時のマリア婆さんの表情、瞳は忘れられない。もう一度見たいな…。
ダグラスはタチ悪い…

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細部の描写を丁寧に積み上げていく実直な演出がいかにもジンネマンらしい

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