母情の作品情報・感想・評価

母情1950年製作の映画)

製作国:

上映時間:86分

3.7

『母情』に投稿された感想・評価

これも岸松雄製作脚本、清水脚本により、新東宝の母もの。母役に、喜劇の多い清川虹子を据えた。母と子の旅は伊豆。

「按摩と女」再現を思わせる清水宏監督の母子の情愛を描いたロードムービーの佳作。主演母は清川虹子より、何れバーの共同経営者になる女給仲間山田五十鈴の方が適役と見ていたが、山田が人の良い画家黒川弥太郎と…

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3.0
〖1950年代映画:人間ドラマ:新東宝〗
1950年製作で、清川虹子主演の人間ドラマらしい⁉️
いまいち…伝わるものが…無かった作品でした。

2023年2,689本目
3.5

世間の目だけを気にした子供への躾。膝組んでタバコを吸い始める。他人の赤ちゃんを抱くとき妙な違和感がある。我が子のことを売れ残る、片付かない、という表現をする。蔑むような目つき。
母が自分の厭な性格や…

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mingo
3.6

旅、汽車、子供、旧家、画家、乗り合いバス、湯治場、修学旅行と、清水宏が我が物顔で作ろうとしたのがわかる映画。いつも通り清水宏アンサンブルに委ねて心地よい映画の旅を楽しむべき。

我が子を親戚や知人に…

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t
3.4

まず、「助監督・石井輝男」のクレジットに一抹の不安(期待)を覚える。
「有りがたうさん」を彷彿とさせるバス移動や「簪」のような旅館での出来事など清水宏らしい要素が多いのだが、その語り口は泣かせようと…

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moku
3.5
本来あまり好きなタイプの話じゃないけど、やはり清水宏は子供演出が上手くて随所で感心させられてしまうのよね。
ロードムービーとしての面白さもあって、最後は子供の健気さにほろりとさせられてしまいましたよ。
ひろ
5.0

「自分が結婚する為に、我が子を他人に預ける」という行為を、本作では「仕方がない」と、主人公の周囲は感じている。これは現在との感覚をズレを感じる。
したがって、いま観ると「身勝手な母の話か…?」と思っ…

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