世間の目だけを気にした子供への躾。膝組んでタバコを吸い始める。他人の赤ちゃんを抱くとき妙な違和感がある。我が子のことを売れ残る、片付かない、という表現をする。蔑むような目つき。
母が自分の厭な性格や…
旅、汽車、子供、旧家、画家、乗り合いバス、湯治場、修学旅行と、清水宏が我が物顔で作ろうとしたのがわかる映画。いつも通り清水宏アンサンブルに委ねて心地よい映画の旅を楽しむべき。
我が子を親戚や知人に…
まず、「助監督・石井輝男」のクレジットに一抹の不安(期待)を覚える。
「有りがたうさん」を彷彿とさせるバス移動や「簪」のような旅館での出来事など清水宏らしい要素が多いのだが、その語り口は泣かせようと…