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イヴサンローラン
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『イヴサンローラン』に投稿された感想・評価

「ファッションは女性を綺麗に見せるだけでなく、女性の不安を取り除き自信と自分を主張する強さを与える物です。」

18才でディオールのアシスタントに入り、21才で後を継いだイヴサンローラン。
その40年後、引退を宣言します。

亡くなったイヴサンローランを偲ぶ人たちの話を中心にストーリーは構成され、生前のイヴサンローランのフィルムが流れます。

本来、イヴサンローランはとても内気な青年で、その青年が大抜擢されてからの成功と苦悩を描いたドキュメンタリー映画です。

フィルムであっても写真であっても所有していた家や美術品も、流石に美しく、映像を観ているだけでため息が出ます。

私はブランドとしてイヴサンローランを見るしかありませんでしたが、創造主の半生を知って、このブランドの見方がまた少し変わりました。

「名声とは幸福の輝かしき葬列…彼には苦痛だった。」
MASAYA
3.2
「ジーンズを私が世の中にだすことができなかったことが残念でならない。」

デニム好きなら誰でも知るイヴ・サンローランの名言です。

一本持ってますが、ラインの見せ方が非常に綺麗です。品質の「ディオール」なら、シルエットの「サンローラン」というところかなと。とりわけD-02は言わずもがなの名作ですね。「SLP」となった今でもこうして彼のこだわりは現代に引き継がれています。

ここから本題に入ります。
映画の中でも触れられてますが、また例のごとく、イヴ・サンローランの生涯と企業の沿革を説明しておきます。

1957 21歳という異例の若さでで「ディオール」の主任デザイナーに抜擢。

1962 「ディオール」を去り「YSL」設立

1966 プレタポルテラインである「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」設立

~省略~

2002 引退
オートクチュール部門閉鎖

2008 ガンのため死去

2012 エディ・スリマン再就任
アパレルラインを「サンローラン・パリ」へと改称

まず冒頭からいきなりイヴ・サンローランの引退記者会見から始まり、けっこう惹き付けられました。しかしそれが終わるとそこからは基本恋人であるピエール(男性)のただの思出話。イヴ・サンローランと関係のあった様々な人も映り、それぞれのエピソードを語りますが、関連性はあまりない。そもそもイヴ・サンローランが亡くなってからの作品なので、彼の映像はほとんどなく、断片的に残っていたものがたまに挿入されるといった具合。

正直に言います。ドキュメンタリーとしてのクオリティーは高くないと思います(イヴ・サンローランは好きですが)。彼の全てを知りたいというような人以外には退屈に感じてしまうのも仕方ない気がします。そもそも予備知識がないと入り込みにくい気がしました。最近観た『ディオールと私』『アルマーニ』といった同ジャンルのドキュメンタリーと比較してしまうと一貫性がなく、どうしても完成度が低いと言わざるを得ません。

でも多くを学べましたし、感動した言葉もありました。ピエールが「神秘的なことだが奇跡がクチュエリを守っていてこの日時に間に合わない者は1人もいないのだ。」と言っていましたが、なるほどたしかに、これは全コレクションに当てはまるのではないのかなと。『ディオールと私』でもそうだったが、それこそプロフェッショナルとしてのオートクチュールのプライドなのではないでしょうか。

あと数々の芸術品とそのオークションは一見の価値ありです。

そして個人的にはそろそろ「ディオール」でも「サンローラン」でも革命を起こしたエディ・スリマンのドキュメンタリーができてもいいのではと思う今日この頃です。
Risa
3.4
映像:⭐️⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️
泣ける:
笑える:
怖い:
ためになる:⭐️⭐️⭐️

昔の映像とともにイヴサンローランの人生を振り返るドキュメンタリー。出てくる人は全員本人!


イヴサンローランが才能を認められる
→デザイナーとして成功
→プレッシャーから薬と酒に溺れる

このすべての局面で彼を支えたのが、ピエールベルジェ。
ピエールベルジェも男性。
すなわち同性愛者。


ここで原題をみてみると、原題はL'amour fouとなってる。この意味は『狂おしい愛』。
それはピエールベルジェのイヴサンローランへの愛のことなのかも。
もしくはイヴサンローランのファッションにかける想いのことなのかも。
はたまた両方…?


ちなみに。この映画、というよりドキュメンタリーは、イヴサンローランに少しでも興味ないと正直確実に、退屈。笑(興味があれば本人が観れるので最高に面白い!)

まだ観てないけど2014年の『イヴサンローラン』の方が、ストーリー仕立てになってて入り込みやすそう!

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