約束の土地を配信している動画配信サービス

『約束の土地』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

約束の土地
動画配信は2026年3月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『約束の土地』に投稿された感想・評価

RIO
3.9
過去は亡霊と見なして道徳は迷信と嘲る
伝統の地が睨みをきかせて彼らを罵る

ポーランド ウッジの工場地帯に自分たちの工場を作ろうと野心に燃えるポーランドの士族カルロ*ユダヤ人モリツ*ドイツ人マックス
設定が国籍の違う男たちというのがポイント 何もアイデンティティのない彼らを支配するのは富と権力
無一文から出発している彼らが最後まで裏切らず出し抜かないので観ていて嫌な感じはない

「悪霊」ほどの混沌はなかったけどピーター・グリーナウェイかと間違えるくらい気色の悪い人間が鬼のように出てくる
ダイヤモンドに埋もれた貴婦人は顔色悪すぎて破滅していくであろう浪費家たちに死相が見える

家柄や家族を顧みない魂を失わせる大きな流れに対してワイダが悪魔祓いをしているのか
機械が簡単に繊維の大量生産を可能にし人間を簡単にミンチにもする無感情が安部公房的

3人は大損害を乗り越え結局は旧資本家たちの後に連ねていく
ストライキの赤い旗への冷酷さが失ったものが巨大であることを示してた
菩薩
3.7
ストーリーを掻い摘んでしまえば至極単純なお話で、ユダヤ人・ドイツ人・ポーランド人の仲良し三人組がクッソみたいな世の中を若い力でひっくり返そうぞ!と結託して自分達の繊維工場を建てる為に各々金策に走る、みたいな話だが、もうこのヴィスコンティ×ズラウスキー×ブニュエル×オリヴェイラみたいな文字通りの怪作にストーリー云々は関係無いような気がしてしまう。まさかワイダの作品の中で酒池肉林の乱交シーンを観るとは思わなかったし、大きな車輪(?)に巻き込まれて粉々に吹き飛ぶ肉片を観るとも思わなかった。終始狂ってるし不穏で不気味、顔面への不自然すぎる寄り方(ズラウスキーっぽいのかな?)と各人の目は笑ってないほくそ笑みの連発がキモすぎる。いつしか社会に発生し、産業革命を機に超拡大した貧富の格差、金持ちには貧乏人の気持ちは分からず、貧乏人に金持ちの気持ちは分からぬ、そう言えばこの国の財務のトップのセメント屋さんのボンボンも最近「運が無いんじゃね?」と切り捨てたっけね…。一度は全てを手にした彼ら、その野望は脆くも焼け落ち(工場全焼のシーンはもはや事故)文字通り裸一貫に、と思ったらすぐさまリカバリー、そして彼らは旧世代と同じ傲慢さを身につける。この映画のラストシーンはそのまま現代社会に通じる、頑張ろう労働者諸君…俺らも一応「人間」なんだから…。
19世紀の末、ロシア帝国の保護国だった時期のポーランドで工業都市として著しい発展を遂げていたウッチを舞台に、ポーランド人カロル、ユダヤ人モリツ、ドイツ人マックスの民族も育ちも全く違う青年三人が、いつか自分たちで製糸工場持つと言う夢と野望を掲げ、そのために奔走し、その結果として待ち構えるのが……と言う一大大河ドラマ。

今日たまたま家にいないといけなかったから思い切って観たけど、ワイダのさすがとしか言い表せない史実考証によって、どこまでも際限がなかった時代の資本主義の濁流を体現する欲望の街ウッチがそこには顕現していて、人を人とも思わない工場主や資本家の好き放題だったり、それらのドブカスがほぼほぼ例外なくやり過ぎなくらい惨たらしい様でどんどん死んでいく様は圧巻(ミンチが出来上がるシーンは特に)。

だがその「ほぼほぼ」の中には含まれないキャラがいて、そいつが主要三人のうちのカロルで、コイツのキャラはまあ~不快の極みみたいなやつだった。
工場主の走狗だったころから人に対する思いやりとかコイツだけほかの二人と比べて明らかに無く、金持ちへの阿諛追従とかが上手くて結果あのラストを経ても再起している。
自分は共産・社会主義に共感していないけど、このような思想が新たに生まれた由縁はこういう醜悪な輩がのさばり続けたからなのは間違いない。

観てて爽快感とかはないし、結局は欲が身を滅ぼす物語、と言うのが全てだけど、最初に言ったように壮大な大河ドラマと言うのは嘘偽りない事実だし、ただただ圧倒された。

主要人物三人のうち、二人がのちにロベスピエールを演じるのは何の因果か。
(プショニャックは「ダントン」で、セヴェリンは日本未公開の「フランス革命」でそれぞれ演じている)。

『約束の土地』に似ている作品

ドクトル・ジバゴ

上映日:

1966年06月11日

製作国・地域:

上映時間:

194分
3.8

あらすじ

19世紀末、ロシア。裕福な家に生まれたユーリー・ジバゴは孤児となるが、科学者のグロメーコに引き取られる。ジバゴはその家の一人娘・トーニャと共に何不自由なく育てられ、やがて2人は愛しあうよう…

>>続きを読む

戦争と人間 第一部 運命の序曲

製作国・地域:

上映時間:

194分

ジャンル:

3.8

あらすじ

昭和初期、振興財閥・伍代一族は満州への進出を画策し、軍部との癒着を強めていく。やがて関東軍は張作霖を爆殺し、そして柳条溝事件によって満州事変が勃発する。