或る夜ふたたびの作品情報・感想・評価

或る夜ふたたび1956年製作の映画)

製作国:

上映時間:99分

4.0

『或る夜ふたたび』に投稿された感想・評価

☆なんと!狙ったわけでなく三本続けて、中年男が女に出て行かれる話。男は、渡瀬恒彦、フレデリックフォレスト、佐野周二。渋いなぁ。
☆日本の男は、探すことは探すけれど、追いかけない。米国人の男は、なりふ…

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昼
5.0
ゴショヘイすごすぎる。家を出た妻がバスに乗って去るシークエンスがやばい
煙や小道具の使い方、繰り返される列車のショット(3台同時に動いている!)が有機的に絡まり合い映画に寄与する。
怠け者の夫と働き者の妻の凡庸な組み合わせでここまで面白くするとは。
tBi
4.1
Rec.
❶24.12.08,シネマヴェーラ渋谷(16mm)/生誕100年の人々
しっかり暗くてしっかり笑えてしっかり泣かせる、五所平はすごい。 

だんだん佐野周二は役所広司に、乙羽信子は深津絵里に見えてきた。
4.2

求職中の夫のために以前女中をしていた店に住み込みで働きに出る妻。

うだつが上がらない夫・佐野周二&献身的な妻・乙羽信子。そこに転がり込む姪・野添ひとみ。
夫婦の微笑ましいやり取りから後半の不穏…

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ぺろ
3.7

ヴェーラにて。ゴショヘイはこれで三本目なんだが、この人の持ち味って「なんかどっか不穏で妙な感じがぬぐい切れない」ってとこなのでは…?たまたまか…?いやでもそれが爆発したのが「恐山の女」だったのでは……

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アノ
3.9

病的に献身的な乙羽信子vs規格外の地に足ついたクズ佐野周二。特に佐野周二はスクリーンに物を投げる気持ちを堪えなければならないほどの好演。脚本段階でかなり練り込まれている人物造形と推察するが、役者と演…

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mingo
4.0

3万しかない退職金の三分の一1万円もの大金を出してコートを仕立てたのは乙羽信子がどうかしてたがそれ以外は放漫ぐうたら佐野周二38歳が絶対的にあかん。38歳と言えば働き盛りなのにこの放漫さは佐野周二し…

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夫・佐野周二の失業、代わりに住み込みで働きに出た妻・乙羽信子の失踪が暗い世相の下で描かれる。佐野がもっともヒリヒリするのはいつも優しく隣にいた妻の身の上や現実をじつは何も知らなかったということ。ウク…

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