傑作。反チャンバラ的な、細部をあえて見せないロングショットのコマ落としで走りながら刺客を切り倒していくエノケンの殺陣の処理が心地よい。
映画史上随一といってよい桜吹雪も拝める。
笑えるような笑えない…
✔『三尺左吾平』(4.1p)及び『釣鐘草』(3.8p)▶️▶️
20世紀末にこの作品を観た時、石田のベスト5に当たる、この欄の評点に換算すると、4.1を献上したと思う。人の仕事引受け悪化した体調…
石田民三の映画観られるの嬉し。
1944年の時勢をほとんど感じさせない爽やかさ。仙台藩伊達家のお家騒動に振り回される侍を主役にしたエノケン喜劇において、榎本健一は動きというより顔で演技をしており、…
石田民三『釣鐘草』
『花つみ日記』に続く、民三×吉屋信子×高峰秀子の座組。中盤登場する寄宿舎の女生徒たちのメンツは、清水美佐子はもちろんのこと多分『花つみ日記』と被っている。不憫な話ではあるけれど、…
身長に対して長すぎる刀の鞘尻に車輪をつけてるので「草鹿やちるじゃん!!」と思ったけど、流石に師匠も絶対見てないだろう。
音響の劣化と編集の歪さで話(特に勢力図)が全く分からないのだが、ショットは中々…
#125
東宝90年大会@フィルセン
これまた民三映画!
仙台藩の御家騒動ものを、エノケンの足軽の視点で描くコメディ。
なかなかユニークな映画なのだが、騒動の説明と、そこへのエノケンのからみ方の描写…