実在した事件を面白おかしく扇情的かつメランコリックに娯楽として消費するという、ポルノやAVの方がまだ品性があると思えるほど悪趣味と下劣の極みのような全盛期の東映の象徴のような映画
しかし映画…
【寸評】
本作は娯楽性と実録犯罪のドキュメンタリー的要素を混ぜ合わせた作品である。
3つの事件をオムニバス形式で描いているのだが、話によってクオリティの差がありすぎるように思える。
最後の「大久保清…
2025/3/7 東映チャンネル
ウィークエンダーよく見てました。😅
1人目はよくわからなかったが「復讐するは我にあり」の主人公と同じなのかと思ったけどどうなのか?😅
2人目が克美しげる、3人目…
東映チャンネルにて観賞
当時大人気だった「ウイークエンダー」のコーナーを実際の3つの事件で見せるという映画。
ウイークエンダーは私も当時こっそり見たりして懐かしいです。
扱われた事件のうち、大久…
鬼才牧口雄二が、西口彰事件、克美しげる事件、大久保清連続殺人事件の三つをオムニバス形式で描く。キワモノなれど、異様な作品に仕上げた。牧口は76年だけで4本の監督作があるが、本作の次の「徳川女刑罰絵巻…
>>続きを読むあの『ウィークエンダー』の非公式映画化。
泉ピン子の名調子で本当にあった猟奇犯罪を紹介して再現フィルムが流れる。
トリの大久保清事件は川谷拓三の熱演で素晴らしいのだが、あまりにも生々しく気持ちが悪い…
2025年9本目
「これは単なるすけべえな強姦殺人じゃないか!」
そのおとり。
泉ピン子の司会・ナレーションにより、テンポ良く、観やすい。もちろん猟奇殺人の話だが、逃げる女と追う男はどこかコミカ…
第三話の川谷拓三は実録犯罪映画史に残る名怪演だと思う。無尽蔵の性欲と殺人衝動を、都合よく思想や哲学で覆い隠そうとする浅ましさ、おぞましさ。ニコニコした人懐っこい笑顔が不意に無表情へと変わり、内なるケ…
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