薄化粧の作品情報・感想・評価・動画配信

「薄化粧」に投稿された感想・評価

花椿

花椿の感想・評価

3.4
五社 英雄は女の艶めかしさを映すのが上手い。彼女たちの怨念のこもったような愛情、色気が恐ろしくて美しい。
女に自分を受け入れてもらおうと取っ替え引っ替えする。化粧をしていたのはそのままの自分を鏡で見る勇気がないから。少し綺麗になった、前とは違う自分なら自分を受け止められるというより、自分から逃げられる、自分を見ないで済む。
本気で愛する女を見つけられない男は可哀想。人間として男として大きな自信を与えてもらえる。
緒形 拳のギラギラした目が怖い。
伊代ちゃんの声がかわいい。
大村 崑さんは『赤い霊柩車』シリーズが面白くて大好き。
csm

csmの感想・評価

4.0
浅野温子と浅利香津代のケンカからこのジャケにつながるシーン、ラジオも浅利さんもパカン🪓、ただただ小生意気な伊代ちゃんはドン🧨も良かったけど…けど…100%藤真利子さんの映画でした。緒形拳に化粧してやるまでの藤さんが放つとんでもないエロス、緒形拳だって負けちゃいないエロ返し。背中も指も。
成

成の感想・評価

3.4
血も涙もない蛇の目をした凶悪犯が、最後に本当の愛を知る。
緒形拳と藤真利子の絡みが艶かしかった。
藤真利子がとてもいい女だった。
五社英雄監督
実話からの映画。
過去鑑賞。

緒形拳主演
このコンビは最高だと他の作品でも思います。
緒形拳、川谷拓三(脇役の名優)のような名優がどんどんと居なくなる…邦画は漫画原作からの映画化やアニメからの実写化が昨近が多いのも、楽しめるが実力派俳優は限られている感じがする。
外国から観ると日本人は演技が下手とハッキリと言われる。
逆に衣装などの評価は高い。
日本ならではの細かい作業は一流だからだ。と、話しはズレたが。

内容…
妻子を殺した上に刑務所を脱走した男の生きんが為の逃亡生活を描く。

長く感じる映画だが「逃亡」と「女」の2つが男を狂わせるところが五社英雄監督は表現したかったのか。
女性は多分、観ない映画だと思う。
この頃の緒形拳さんは才気才能情熱運気全てがピークな俳優さんなんじゃないかと感じる。
演技である事をホントに一切感じさせない。
どんなに唾棄すべき役柄を演じても、嫌悪と同時に感動を与えてくれる。そんな感じでした。
本当に好きな役者さんでした。

この作品は藤真理子さんも凄い良かったです。
まあ伊代ちゃんは、伊代ちゃんでした。
みけ

みけの感想・評価

-
外道を演じさせたら右に出る者はいない緒形拳の、驚くほどに美しい恋愛劇である。
下衆でしかない主人公が、何でこんなに純粋な存在に見えてしまうのだろう。外道が「運命の人」を求めるなんて、そのために人の人生を奪うなんて、なんとも身勝手な話である。でも倫理観を越えて湧き出る情念がたまらない。
ラストシーンはなんと、生粋の少女漫画である池田理代子の『オルフェウスの窓』を彷彿してしまった。
運命なんてないし、「運命の人」だっていない。あるのはただ偶然とタイミングだけだ。でも彼らには、間違いなくお互いの愛が「運命」に感じられただろう。
namuge

namugeの感想・評価

-
緒形拳の演技の凄みが効き過ぎていて、もう緒形拳がそういう人にしか見えない。メガネかけてる時とかけてない時でこうも印象が変わるものなのか、緒形拳の演じ分け方に惚れ惚れする。

五社英雄お得意の男女の情念要素もいっぱい。
本妻と愛人の取っ組み合いシーンが最高!
繰り返し何度も見てもうセリフ空で覚えてしまいました!
乞食ぞねあんたはぁ〜

緒形拳の演技の幅広さにただただ驚くばかり。

このレビューはネタバレを含みます

昭和の無情なところ好き。
息子を連れて歩いてるシーン観て、もうこういう映画は撮れないんだろうなあ、って思った。

緒形拳の蛇蝎のような目、すごかった。
女たちの逞しさと悲しさは、やっぱりさすが。五社秀雄好きだなあ。
happy299

happy299の感想・評価

3.0
この頃の緒形拳に、人殺しの役をやらせたら右に出る者はいない気がする