鬼才・斎藤耕一監督が、松竹で歌謡映画を撮っていた頃の一編。グループサウンズ全盛期、ヴィレッジ・シンガーズを主役に託児所の子供達と友情を育むハートウォーミングな作品だった。脇を固める実質主役の竹脇無我…
>>続きを読む輝かしいGS流行時代を描いている。60年代〜70年代に感じる憧れが詰まってる。見終わったら気分がスカっといい感じに!
『虹の中のレモン』は本当に名曲です。この曲を聴けば、やさしい雰囲気に心はすっと…
ミュージカル映画はさしたる理屈は不用。ノリの良い音楽と楽天的明るさで虚構に浸るのみなのだから、斎藤耕一監督、尾崎奈々、ヴィレッジ・シンガーズ、中山仁の「思い出の指輪」姉妹篇として十分次第点だろう。孤…
>>続きを読む竹脇無我という明確な主人公がいるぶん前作『思い出の指輪』よりはマシだが、相変わらずひどい。
ヴィレッジ・シンガーズの歌謡映画なのにヴィレッジ・シンガーズの存在こそが不自然という本末転倒ぶり。
後半…
スロートランポリンで跳ねるヴィレッジシンガーズとシュッとした文字、さすが斎藤耕一な始まり素敵。小便小僧がいるような鎌倉のものすごい豪邸に子ども集めて慈善事業に勤しむ女中とその友だちが洒落込んで海辺歩…
>>続きを読むどうしたって日活+ザ・スパイダース映画と比べちゃうよね、それは仕方のないことだ。するとマドンナ役を演じる日活女優陣の層の厚さだったり、レパートリー豊富なスパイダースの曲だったりと、松竹には分が悪いっ…
>>続きを読むラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショー『青春彷徨 ―映像詩人 齋藤耕一のあしあと―』にて
当時のメンズアイドル映画ってこんな感じなのね、という味わい、とヒロインの可愛さ以外はしんどさが勝ってしまう映画かな…
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