ライタア出身のデルマア・デイヴスが、いかにも、頭でデッチあげました、といいたげなスリリング・メロドラマを作った。
一人称形式を使って、主役のボガアトを伏せておく手で遊んだり、ドキュメンタリ趣味を…
『クラシックを楽しむ2週間』第10弾
“妻殺しの容疑で有罪判決を受けた男が脱獄し
真犯人を探すお話!”
無実の罪で投獄されたヴィンセント(ハンフリー・ボガート)が刑務所から脱獄し
“たまたま”通…
前半の一人称の映像のお蔭でVincentの視点から物語に入り込めた。
全体的にfilm-noirらしさが溢れてて楽しめた。突然現れる謎めいた美女とかまさに!
ストーリーも緊張感があって良かったが、…
「私は運命なんか信じない、父の死も運命じゃないわ、でもあなたと出会ったのは運命かも…いつも考えていたから…」
親友役のロリーマリンソンがハンサムだなぁと思ってたけど日本で見れる目立つ役ってこのくらい…
主人公目線で話がずっと進み、ボギーの顔が映らなくて不安になった。
しかしかなり経ってからそうする理由がやっと分かった。
構成やカメラワークが特徴的で、だからこそできたストーリーだと思う。
展開も…
物語自体はどうってことないが、導入部から妙に実験的な演出でワクワクする。クライマックスの落下は人形と分かっていてもなかなかエグい。終盤のバスターミナルでボギーに「希望」が伝播する演出、ペルーのカフェ…
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