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グッドモーニング・バビロン!の作品紹介

グッドモーニング・バビロン!のあらすじ

映画『イントレランス』のセットを任された兄弟のヒューマンドラマを描く。サンフランシスコ万博の建築に参加したことでD.W.グリフィス監督に認められ、大作映画のセット建設をすることになるが、第一次大戦が勃発し……。

グッドモーニング・バビロン!の監督

パオロ・タヴィアーニ

ヴィットリオ・タヴィアーニ

原題
GOOD MORNING BABILONIA
製作年
1987年
製作国
イタリアフランスアメリカ
上映時間
118分
ジャンル
ドラマ

『グッドモーニング・バビロン!』に投稿された感想・評価

タヴィアーニ兄弟監督で一番好きな作品。

ビデオだけど見つけて再鑑賞。

イタリアの大工一家。大聖堂を修復するぐらい腕はいいのに、不況で借金背負い会社をたたむことに。

7人兄弟の下から2人は、腕も立つことから、アメリカで稼ごうと渡航する。でも現実は厳しく中々大工の仕事にありつけない。たまたま出会った、万博のイタリア館を建てにきた人に拾われその建築に関わる。

同じ頃ハリウッドでは、アメリカ映画の父と呼ばれる大監督D・W・グリフィスが、「イントレランス」という映画のセットを作れる技術者を探していた、、。

ハリウッドへ行っても中々セット作りに参加できない兄弟。嫌がらせばかりする制作主任が、「イタリア人は昼寝ばかりして仕事しない」とバカにした時の返す言葉「俺たちはダビンチやミケランジェロの子孫なんだ!」との叫びにスカッとする。

「職人気質」という言葉は、頑固で融通がきかないというイメージもあるけど、私は好き。どんな仕事でも「取り組む姿勢」としては大事だと思う。

D・W・グリフィス、かっこいいです。
二人の結婚式に、イタリアから父親が来て、グリフィスと対峙するとこなんて、プロはプロを知るって感じで互いにリスペクトしててとてもいいんです。

アメリカ映画の草創期の撮影所の舞台裏も覗ける、映画愛に溢れた作品。映画好きなら観て損はなしの愛すべき映画です。
hynon
3.8
映画創生期のハリウッドを舞台に、映画製作に携わったイタリア人兄弟の夢とロマン、戦時下の数奇な運命を描く。

現在のように撮影技術もCGも通信手段もなかった時代。
しかも世界情勢は混乱を極めていた。
それでも映画を撮りたい、いい作品を創りたい、という当時の監督、スタッフらの想いが伝わってきて、どこか「ニュー・シネマ・パラダイス」にも似た映画愛を感じさせる。

この映画で兄弟がセット建設に参加するのは、映画の父と言われるグリフィス監督の超大作「イントレランス 」(1916年)。

現在の53億円に相当するという制作費もすごいが関係者の数もすごい。撮影に参加したエキストラだけでも4000人を超えたという。今ならCGで簡単に合成できるだろうに…。

戦争の破壊性と映画(芸術)の創造性・不滅性を象徴するようなエンディングが忘れられない。
D.W.グリフィス、畢生の大作『イントレランス』。
「不寛容」をタイトルとしたこの作品が公開された際、W.W.Ⅰへの参戦気運の高まっていた米国内で、興行的に大失敗となってしまった事は、シネフィルならば誰しも知る所であろう。
本作は、そんな『イントレランス』への真摯な敬意を込めつつ、ダヴィアーニ兄弟流の「不寛容」を題材とした作品である。
パオロ&ヴィットリオ・ダヴィアーニ。

ダヴィアーニ兄弟の名作類には、キーマンがいる。
名優、オメロ・アントヌッティその人である。
父親役や、指導者役の多い彼であるが、本作でも厳格且つ古風、幾分意固地な父親役を演じており、役の雰囲気、会話の間に至るまで気が配られた其の名演は、チャールス・ダンス演じるD.W.グリフィスとの初対面を、決闘の様な緊張感溢れる物としている。
全般的に人物像、出来事の描写が飄逸な本作の中で、良い意味でスパイスとなっている場面であろう。

物語中、幾度も繰り返される言葉、「公平」─。
公平とは、自らが裁量する中で其の判断の脇に置く物であり、本来的に受動的な、運命や身の上に起こる諸々に公平なぞ望む術も無い。
其処に安定を求めるならば、“tolerance(寛容・我慢)”しか有るまい。
父・アントヌッティの云う「公平にな」は、同時に「寛容にな」でも有ると思われるのは、牽強付会に過ぎようか。

物語は、現実世界のニコラとアンドレアを枠内から外し、聖堂の彫刻を修復する過去の二人を映すショットで終わる。
“一心同体”を地でゆく其の姿とは裏腹に、私は其処にダヴィアーニ兄弟による幻の『Intolerance #5』を見る気がするのである。

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