愛する時と死する時の作品情報・感想・評価

「愛する時と死する時」に投稿された感想・評価

原作のレマルクがちょい役で出てますよ。ロック・バトソンが出てこないので少し寂しいです。第二次大戦期のドイツ人兵士の恋愛話です。
イシ

イシの感想・評価

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普通やった。序盤、ソ連の人を処刑したあと兵士の表情に合わせて音楽がバーンってかかったあたりで、ちょーベタやん、って思ってなんか冷めちゃった。
いいじゃないか。ダークなメロドラマで話も作り方も好きだ。
ただ、設定がドイツなのに、監督も多くの俳優たちもドイツ人なのに(Kinskiさんでも出る)アメリカ製作で英語で撮られたのは残念だと思う。言語に関してリアリズム派だからね・・・
SH

SHの感想・評価

4.0
爆撃されて廃墟みたくなった街での夢のような3週間。良い映画でした。
HAL2016

HAL2016の感想・評価

4.1
敵の兵士を一切見せずに戦争を表現するのは流石です。それでいて民間人らしき人間をゲリラとして処刑する。戦争には不条理がつきものですね。最後もそうした不条理がはっきり表現されてました。メロドラマのサークの懐の深さがわかる作品です。
かさ

かさの感想・評価

4.7
サークの戦争映画。想像もつかなかったけど、亡命経験のあるサークらしく、戦争表現も濃厚。これでもかってぐらいの戦争下メロドラマに脱帽。限られた日数での恋愛が切ない。

ちなみに今まで出会ったヒロインの中で、一番性格が好き
ダグラス・サーク演出の戦争映画という珍しさに戦争映画ならではの迫力の演出や悲惨な描写もあって良い意味でダグラス・サークらしくない点が実に面白かったし、それでいてしっかりメロドラマやれている点も尚良かったのだけど、英語で話してるからドイツが舞台ってことを度々忘れてしまうのが難点

あとクラウス・キンスキーに似てる奴がいるなと思ったら本人でちょっとビックリ
くると思うとこんとかホラーの鑑賞作法に似てきて愉しめたというのもあるが、過剰さのコントロールがよくわかっていいと思ったし、普通に面白くてよかった。というか、クソクソいい。テンポとアフォリズムの大傑作。笑かしてもらいました。人間が死ぬことが通常の戦争という異常な情況と性急すぎる悲劇の過剰さが中和的で画面色のグレーに合ってる。あと、クレジットにチラッとキンスキーの名前が見つかって探してたんだが、ギランて感じでちょこっとおった。にくいね。
pika

pikaの感想・評価

4.0
ドイツ人であるサークがアメリカへ亡命した後に息子の戦死を知ってドイツ人の視点から作った反戦映画。

青年が休暇をもらって地元へ戻り好きな女性ができるがまた戦場へ戻らなければならず。。という題名そのまんまのストーリーで、サークの代名詞であるメロドラマが主な軸。
しかしながらドイツ人の青年が「戦争を忘れて僅かな休暇を楽しみたい」と地元へ戻っても、空襲だったり知人が収容所へ入れられたり両親が行方不明だったりと戦争から逃れることができず、戦場では自分のしてきたことを忘れようと何も考えないようにしてきたこれまでとは違って、前線から離れた地で戦争が起きたことで変化した姿や人々に出会い目にして、戦場でしてきたことや国家への疑念など「戦争とは」というのを考えさせられていく展開やエピソードが秀逸。

それら全てが横に逸れるでなく、メロドラマを軸にして多角的な「戦争」というものを描いてみせる。そしてその描写や演出はとても美しく意味深でロマンチック。
全体的にちょっと長いな、という部分はあれどラストは胸にグサーッと刺さって余韻半端ない。凄い。

ライラックの香りってどんな香りなのかわからない。(´+ω+`)
最強クラスの反射物の演出。
冒頭の処刑からラストの水面に映る死に顔まで、狂気すら感じる画面構成にビビる。
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