愛する時と死する時の作品情報・感想・評価

「愛する時と死する時」に投稿された感想・評価

サークの個人的記憶も色濃く感じられる戦争ドラマ。相変わらず絶好調の照明と小道具。
初鑑賞のダグラス・サーク。ハリウッドの明快さとドイツの生真面目さが同居しているかんじ。ちなみに監督はドイツ出身、奥さんはユダヤ人だそうです。3週間の休暇で故郷に帰ったドイツ兵の恋の話。

上官の制服を借りた男と母親のドレスを着た恋人が、地下の高級レストランで背伸びデートする場面が印象的。ワインの頼みかたも予習して(戦時中にこんな場所があったんですね)。そんな可愛らしいエピソードが随所に織り込まれる一方で、ロシア人ゲリラ銃殺や街が爆破されるシーン等、緊迫感ある戦争描写には息をのむ。ホロコーストを絡め繊細かつ骨太なドラマに仕上がっているのはさすが。明るく気丈でどこか破茶滅茶な女性のキャラクターが魅力的だった。
別れの前夜、女性が笑いながら涙をぽろぽろ流すのだけれど、こんな悲しい笑顔を見たことがない。名シーンではないでしょうか。私も心でほろほろ泣いた。
s

sの感想・評価

3.8
張り詰めたお嬢が笑うとほっこりする
英語じゃなく彼らの言語がよかったなあ
エリーザベトが可愛すぎてそれだけで観る価値あった
原作のレマルクがちょい役で出てますよ。ロック・バトソンが出てこないので少し寂しいです。第二次大戦期のドイツ人兵士の恋愛話です。
イシ

イシの感想・評価

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普通やった。序盤、ソ連の人を処刑したあと兵士の表情に合わせて音楽がバーンってかかったあたりで、ちょーベタやん、って思ってなんか冷めちゃった。
いいじゃないか。ダークなメロドラマで話も作り方も好きだ。
ただ、設定がドイツなのに、監督も多くの俳優たちもドイツ人なのに(Kinskiさんでも出る)アメリカ製作で英語で撮られたのは残念だと思う。言語に関してリアリズム派だからね・・・
SH

SHの感想・評価

4.0
爆撃されて廃墟みたくなった街での夢のような3週間。良い映画でした。
HAL2016

HAL2016の感想・評価

4.1
敵の兵士を一切見せずに戦争を表現するのは流石です。それでいて民間人らしき人間をゲリラとして処刑する。戦争には不条理がつきものですね。最後もそうした不条理がはっきり表現されてました。メロドラマのサークの懐の深さがわかる作品です。
かさ

かさの感想・評価

4.7
サークの戦争映画。想像もつかなかったけど、亡命経験のあるサークらしく、戦争表現も濃厚。これでもかってぐらいの戦争下メロドラマに脱帽。限られた日数での恋愛が切ない。

ちなみに今まで出会ったヒロインの中で、一番性格が好き
ダグラス・サーク演出の戦争映画という珍しさに戦争映画ならではの迫力の演出や悲惨な描写もあって良い意味でダグラス・サークらしくない点が実に面白かったし、それでいてしっかりメロドラマやれている点も尚良かったのだけど、英語で話してるからドイツが舞台ってことを度々忘れてしまうのが難点

あとクラウス・キンスキーに似てる奴がいるなと思ったら本人でちょっとビックリ
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