地下室のメロディーの作品情報・感想・評価

「地下室のメロディー」に投稿された感想・評価

ジャン・ギャバンとアラン・ドロンの共演作。オープニングが超オシャレ。軽妙な会話がクスッとさせる。鏡を使った構図が印象的。
今ある現実的な幸せを噛みしめるのも一つの選択肢かもしれない。だが、そうした道を拒むのもまた選択肢の一つなのだ。一度浸かれば戻れないその世界には確かに無限のロマンが広がっている。
初)ジャンギャバン&アランドロン/アランドロン扮する役にチープさは否めませんが、ジャンギャバンが支えている…アランドロンもいずれ若手を支えることになりますが、それはまた先の話/この映画はラストの悲哀がいいです…
mikoyan358

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3.5
映画が始まって「あ、この映画の曲だったのか!」と思わず唸った有名なタイトル曲に乗せられて、ジャン・ギャバンとアラン・ドロンというフランスの名優2人が華麗に犯罪を繰り広げていく。大金を強奪するという痺れるシチュエーションにありながも動じない百戦錬磨のギャバンと完全なるポーカーフェイスで涼しく立ち回るドロンという2人の魅力が100%引き出され、その演技力と存在感を見ているだけでもうお腹いっぱい。いかにもな60年代フレンチノワールっぽい締めくくりといい、とにかく「洒落ている」以外の感想が思い浮かばない。
pier

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4.6
ドロンとギャバン、まさに動と静。
プールに浮かぶ札束があっと思わせるラスト。
曲のテンポが良くて爽快感さえ残ります。
nutaki

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4.0
'60年の『太陽がいっぱい』から『冒険者たち』辺り’70年位までのアラン・ドロンはとにかく美しく見とれてしまう。以降、彼を超える美形はまだ知らない。タキシードを着てもちょっとワル風に着崩したスタイルも最高。ずる賢いチンピラ風の役がピタっとはまり、煙草の吸い方や仕草、全てが絵のよう。更にジャン・ギャバンが渋くて親分の貫録十分で迫力がある。007のようなスリルもありハラハラさせられる。ラストまでのプールを挟んでの2人の無言の演技が素晴らしい。ラストシーンは見事。音楽もマッチしてて良い。
てふ

てふの感想・評価

5.0
緊張感を持った犯罪描写がとにかく素晴らしい。ジャン・ギャバンの犯罪計画の語りと共に犯行が進んでいく。フィルム・ノワールとしての光と影や、モダンジャズの使い方。

そしてまさかのトホホなラストに繋がっていく。テイストが丸っ切り変わって、ここまで予想を裏切られるとは笑

アランドロンも全盛期とも言える格好良さ。梯子上からの俯瞰ショットが印象的。


Bunkamura ル・シネマ アラン・ドロン特集にて
movko

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4.0
名作なのがわかる。曲がいい!上がるフレーズ。チャラッチャラララー、パーンのフレーズだけで、出動って感じになったり、ロックぽくなったり、悲しくなったり、ラウンジぽくなったり、編曲すれば万能フレーズ!ミッシェル・ルグラン???と思ったら ミシェル・マーニュという方でした。

本作は、アランドロンがオマヌ過ぎ、超男前なのに隙がありすぎで萌えました。好きすぎるキャラ設定。かなり大爆笑。

街のチンピラを紳士にしつらえるジャンギャバン尊師を得て、南仏リゾートホテルで決まりまくりのタキシード姿でチップ与えまくるドロン、casino満喫ドロン、オープンカーをバックでとばすドロン、ほふく前進のドロン、プールサイドでユニクロのボクサーパンツレベルのデカ海パンで寛ぐドロン、言葉遣いでお里が知れるてへぺろドロン、写真写り込みドロン、などなど見所満載でした。

浄財で浄罪ですか。男前は常に有罪かつ無罪とおもいました。

たまたま見た映画がドロン祭だったばっかりにドロン沼に。美貌と突っ込み所満載の萌えキャラドロンを教えてくれてありがとうBunkamura!
Bunkamura ル・シネマでアラン・ドロン映画祭

ラストはあの「太陽がいっぱい」を思い出させる、海辺、偶然がもたらす場面。前半はうとうとしたけど、後半の強盗計画実行から俄然引き込まれた!

ジャン・ギャバンの格好よさがわかるようになった。
クラシカルでシニカルなジャンギャバンによる「オーシャンズ3」

現在bunkamuraルシネマで開催中のアランドロン映画祭。その中で本作『地下室のメロディー』を選択してきたのですが...なんと満員御礼。やっぱに人気ありますねー

ストーリー:ギャングのシャルル(ジャンギャバン)は、自分の老いを感じ引退を決意する。最後の仕事として、南仏カンヌのカジノの地下金庫から10億フランを盗み出す計画を立てる。もはや一人でできるほど若くはないと悟ったシャルルは、ムショ仲間で不良のフランシス(アランドロン)とルイの3人で計画を実行することにした。フランシスは裕福な青年のようにふるまい、カンヌのホテルに滞在中、情報を集めたり、裏口に近づくためスウェーデン人のカジノの踊り子と親しくなったりと着実に計画を進める。
いよいよ金庫破りを実行、一応成功するのだがひょんなことから計画にほころびが見えはじめ...
最近のスリルある犯罪ものを見慣れていると少しテンポが悪いようには思います。利用しているダンサーの彼女との交際のシーンも結構長いですし。しかし、ジャンギャバン演じる親玉の渋さとアランドロンの若々しく反抗的な魅力がモノクロ映像でも十分に伝わってきます。

今でこそ素肌にワイシャツ着たり、ジーパン履いたり、プールサイドで日光浴したりすることは珍しくはないですが、公開当初は本当にかっこよくて、最先端のおしゃれな遊びを体現してたことでしょう。また女性たちのファッションも素敵でした。
アランドロンも、不良青年のだらしなさ、ジゴロぶってリゾートで女性に接近する美しさ、どこをとってもかっこよかったです。強盗する目だし帽姿でも瞳はとても美しかったです。

ただ、強盗ものとしてはあんまりすっきりしません。完全犯罪っぽくはないですし。ラストに向かうキリキリとした緊張感とラストのやるせなさは最近の映画では味わえない感覚ですがこれが好きかどうかは完全に好みになってくると思います。

しかし、この映画の雰囲気を締めているのはジャンギャバンの迫力と渋さです。味ありますね。
そして有名なテーマ曲は軽快でゴージャスでした。
tddeniro

tddeniroの感想・評価

3.6
オープニングの音楽から知らないのにフランスっぽさ全開だなって思える。白黒がいいわ。アランドロンがバカすぎて萎える。