地下室のメロディーの作品情報・感想・評価

「地下室のメロディー」に投稿された感想・評価

kuroday

kurodayの感想・評価

4.5
冒頭の街中そして列車内でのシャルル演じるジャン・ギャバン、そしてここぞとばかりにミシェル・マーニュのオープニングテーマが流れた瞬間から、エンディングを迎えていないにも関わらずこの映画の魅力にゾクゾクしだした。
会話シーンでの鏡を使った演出、そしてフランシス演じるアラン・ドロンの空調ダクト内でのシーンなど監督アンリ・ヴェルヌイユのセンスの良さが抜群に光る。
言ってみれば単なる金庫破りの犯罪映画ではあるが、出演者、音楽、演出、全てが揃ったこの映画は以降の国内海外の犯罪映画に相当影響を与えたことだろうと思う。
JFK

JFKの感想・評価

-
とにかく出だしのタイトルバックと音楽がオシャレ。とても昭和年と思えない。
シナリオはもう一つだが、
こういう迷路系の脱失モノに弱い俺。だからポセイドンアドベンチャーやドリフの迷路の仕掛けが
好きなのかなぁ。
cancan

cancanの感想・評価

3.7
フレンチ・クライムムービー、と言っても60年代なので実行までがどことなく牧歌的。そのユルい感じも含めて、モノクロ映像、主題歌すべてがオシャレ。
劇渋ジャン・ギャバンと無鉄砲なアラン・ドロンの美男ぶりを楽しむ映画。(ほぼ後者が出ずっぱりかな)
ラストがなんとも言えない味わいありますね。
粉雪

粉雪の感想・評価

4.0
面白かった!冒頭からもう、面白い。バカンスの話を電車で聞きながらバカにして、自分の家も分からないのに懲りてない。渋すぎる、ジャンギャバン。
アランドロンも美男だけど自堕落で下品な男が似合ってる(褒めてます)。義兄も良かった。
ラストは思わずあっ!と声が出た。
音楽もオシャレで最後までテンポが良く、好きです。

このレビューはネタバレを含みます

後に『暗黒街の二人』『シシリアン』でも組むジャン・ギャバンとアラン・ドロンの初共演作。
オーシャンズ11みたいな爽快系かなと思いきやそこはフランス人らしい愛と葛藤の物語に仕上がっている。
余りにも有名なメインテーマに合わせてジャン・ギャバンが団地をうろつくOPめちゃくちゃかっこいい!動と静の極致。
「太陽がいっぱい」と同じく紳士を装うがどこか下品さを隠せない若僧のアラン・ドロンと老獪なジャン・ギャバンの組み合わせは最高!
ダクトを通じて現金強奪に至るまでの台詞が殆ど無い(アランドロンは一切ない)シークエンスはサスペンス映画史上有名なんだそうだが、ダクトの下りは長すぎて正直眠くなる。
ラストシーンも評判が高いが、鞄閉じとけよとかそういうのは野暮なんだろうな。
na

naの感想・評価

3.2
3人組のカジノ強盗の話。
最近の映画だとオーシャンズと共通点があるかな
フランス映画はあまり見ないけれど、劇中のジャズがおしゃれで
映像もモノクロだけれど味わいがあってよかった。
ラストのシュールな感じが好き。
eshu

eshuの感想・評価

3.7
最初に太陽がいっぱいを観たせいね…アラン・ドロンのイメージがそこから抜け出せない。

ムショ帰りって…あの船の?と思っちゃう。

仕立ての良いスーツに身を包むと中身とのギャップが滲み出て放っておけない。なでたくなるよ、ずるい人だ。

ラストの顔は…何も言うまい。覗き込む様子がワンちゃん。口に咥えてた骨を落として茫然自失のご様子。
まこと

まことの感想・評価

3.6
この幕の下ろし方こそ " THE フランス映画 "

あの馴染みのあるJazzyな音楽がフランス全土を駆け巡る


自ら動き回るアラン・ドロンも良いが、誰かの指示で動かされるアラン・ドロンもそれはそれでまた良い

たとえ役柄的に受け身な立ち位置でもそのルックスと端正さで自ずと主体性は帯びてくる

さすらう姿も属する姿も何を着ても何をしてもいちいち映える、天賦の才を与えられる人はいるとこにはやはりいるものだ
ミッコ

ミッコの感想・評価

3.3
刑務所帰りの恰幅の良い老ギャング。生涯最後の仕事としてカジノ強盗を計画するも寄る年波には勝てないだろうと、刑務所で目を付けた若いチンピラを仲間に入れる。このデコボコなコンビが良い(正確には三人だが)。計画を立てるギャバンと実行役のドロンが役柄をうまく演じていた。
数々のトラブルで計画どうりに行かなくても機転と運でくぐり抜け、なんとか金を手にいれる。クライマックス、ドロンのすぐ後ろ。警察と目撃者の会話がドロンを焦らせる。しかし誰もドロンを疑ってはいないし眼中にも無いのだ。そこからはドロンの一人芝居、焦りがもたらした結果を音楽が盛り上げる。
お、おい、よせ。何するんだ。J.ギャバンの目がそう言った。

金縛りにあったA.ドロンが窮余の一策でしたことは。

9分9厘成功した犯罪。しかし最後で思わぬことが。

このモノクロームな映画は洒落たジャズにのってカジノ襲撃を企んだ2人、いや3人の物語。悪いことの結末は大体こんなもんだが、それにしても秀逸のエンディング。

観客の誰もがうまくいくはずがないと思ってみていたが、こんなラストが待っていようとはね。

A.ドロンがたびたびお金を借りるシーンがあった。1000フランや4000フランと言えば、今時10万円や40万円するはず。こんな大金を容易く貸すことはないので調べたらフランスは1960年に新フラン(100F=新1F)に切り替えたのだった。

ところで、2人は、いや3人は逃げ負うせたのだろうか。その後、いろんな映画でこの続編らしき展開を見ることが出来る言わば原典のような作品だった。
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