地下室のメロディーの作品情報・感想・評価

「地下室のメロディー」に投稿された感想・評価

Shintaro

Shintaroの感想・評価

4.0
[メモ]
あの超有名フレーズがモチーフになって、シーンに合わせ色んなアレンジで流れてくるのいいなー

人ごみのシーンが多い中、背景や人物の配置を細部までこだわって、見る者の視線を操る技術はさすが。

ダクトを移動するハラハラ展開の元祖らしいけど真似されまくるのも分かるぐらいかっこいい。

皮肉で可愛い結末。ビジュアル的にもすごいインパクトや、渋すぎる。

これを期に往年のフランス映画も観てみたい

このレビューはネタバレを含みます

○有名なジャズをバックに繰り広げられるかるーい犯罪モノ。白黒も良い味出している。

○アラン・ドロンでこのオチなら、誰もが某有名映画を連想する。ただこのオチ、捜査現場での引き渡し、目撃されている鞄を変えないなど、冒頭で綿密な計画を立てていたとは到底思えない脚本の杜撰さ。もう少し他の形でオチはつけられたはず。画的に素晴らしいのがもったいない。
何もかもが洒落てる映画。
主演がアラン・ドロンの時点からまずそうだし。笑

今でいうオーシャンズシリーズに通じる一攫千金の強奪計画。
それを練っているシーンだけでもお洒落。白黒でも余裕でお洒落。笑

そしてあの有名なテーマ曲。これこそお洒落な音楽の代表格でしょう!
余談ですがあのテーマ曲、この映画見るまで、この映画のテーマ曲だと知りませんでした。笑
ろ

ろの感想・評価

5.0

「俺は人生でいちばんデカいことをやる。前代未聞のことだ。」


「太陽がいっぱい」につづき…
オープニングから溢れんばかりのかっこよさ。
もうほんとにイヤんなっちゃう。ってぐらい、かっこいいの。


出所したばかりのシャルル(ジャンギャバン)は、最後の仕事としてカジノ売上金を盗み出す策を練る。そこで、青年フランシス(アランドロン)を仲間にするが…。

これはドロンさんを観る映画。

革ジャンからタキシードへ。
従業員へのチップははずみ、プールサイドのバーでくつろぐ。
高級ホテルで優雅に、その時を待つ。

入手した図面の上に、ティッシュボックスのような箱をエレベーターに見立てて作戦会議。みたいなね、アナログ感がほんとうにたのしいの。
目出し帽被るドロンさんもなんだか新鮮でうれしかったりして。


狭い狭い通気口。
懐中電灯のあかりはふわふわと定まらない。


金を詰める間の沈黙、札束の音。
駈けつけるパトカーを横目に勝者の笑み。



水面にふっと浮かぶ“花”が満開になるとき。





あの画をバックに"FIN"はズルいよ~





※コメント欄 自主閉鎖中m(__)m
MinKFJ

MinKFJの感想・評価

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目出し帽でも色男、アラン・ドロン。
敗因は、せっかく仕立てのよいスーツ着てお金持ちを気取っても、哀しい哉どうしても出てしまう庶民な出自。利用する筈の踊り子に熱を上げ下手な下心で感情的になってしまったこと、ですかね。踊り子の方が打算的だし上手。最後の爪が甘かった。
シゴトに私情は禁物なのか?でも007は上手くやってるけれども。
遣る瀬無いリアリズムとアラン・ドロンのやっちまった感。結構上手く言ってたのに、、惜しかったねぇ。
プールに広がる札束、いい画!
お金を憎んでいる人はみんなやったらいい。水濡れシワシワでATM通らなくなるけど…
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.5
‪「地下室のメロディー」‬
‪廃盤でずっと探し回ったA.ドロン主演の「地下室のメロディー」のBDゲット!東和や松竹、ヘラルドの三社を巧く使い配給権を多額に売りつけた話や同時期に撮影してた山猫と被り、伊から仏へ向ったA.ドロンに対しヴィスコンティがブチ切れ出番を削ったり様々な問題が起きた中、誕生した大傑作がコレです。‬
あのギャバンとドロンの演技合戦が堪らない…舞台の移変りや台詞無しの終盤と緊張感そしてスマートに進む展開。何より衝撃を受ける大団円。この映画を観ると古き良き仏の古典的映画を感じる。だから途轍もなく好きな犯罪映画だ。監督の演出の巧さに美しいモノクロに映える全て…最高。‬
出所してきたギャングのシャルルは、老後をオーストラリアで過ごすため、若手のフランシスを誘い、カジノの売上金強盗を目論むが…。まだ若く青さのあるアランドロンと、大御所ジャンギャバンが競演。シネジャズで、派手なメロディラインがカッコ良く物語を盛り上げる。大胆なジャンプカットが取り入れられ、テンポがよく展開する。ラストのカジノへ潜入するシーンでは、ヒッチコックよろしく長回しを使うのでドキドキする。『太陽がいっぱい』を彷彿とさせるラストシーンには大興奮!エンタメ感溢れるフレンチフィルムノワールの傑作。
たいち

たいちの感想・評価

2.8
中盤アラン・ドロン出てきたあたりから話が面白くなってきた。

俳優の顔とか服とか車とか建物とか音楽とか映画全体が品の良さが伝わるオシャレ。
何処を切り取っても軽妙洒脱。聞き覚えのあるモダンジャズ、洗練されたモノクロ映像、カラッと乾いた空気感、鏡ごしの気の利いた構図。そんな軽やかな画面の中を、1人のそのそと歩く重厚感満載のジャンギャバン。あぁ無駄に言いたいジャンギャバン。渋い。渋過ぎる。

対するアランドロンは付け入る隙のない色男。埃まみれのタキシードに目出し帽被っても絵になる。「俺の視線だけでメロメロになる女が山ほどいる」にぐうの音も出ない。ダクトを這うシーンの格子状の影から覗くギラついた眼が鮮烈。ハラハラから一転、虚脱感に襲われるラストは間抜けなのにスタイリッシュという凄技。ドロンの悲哀に満ちた表情が、壮大な叙事詩の幕切れかのように錯覚させる。実際は「やっちまった。。」って顔してるだけなのに美形って得だな。
odo

odoの感想・評価

3.0
ジャズはいいね、テンション上がる。
綿密な犯行計画をどこで失敗するのかハラハラしながら見たけど、最後はまさかのまぬけな展開。
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