地下室のメロディーの作品情報・感想・評価

「地下室のメロディー」に投稿された感想・評価

ひでG

ひでGの感想・評価

3.5
1963年のフランス映画ですが、
これは完全に当時の「アイドル映画」だと思います。

当時売り出し中の若手俳優アラン・ドロンをどれだけかっこよく、
シャープに見せるかに、全精力が注がれている映画だと感じました。

フランスの歴史的スター、ジャン・ギャバンとの共演だか
役柄もそうだけど、動いてるのは、ほとんどアラン・ドロン。

ジャン・ギャバンは、座って指図するだけの役。

犯罪のほとんどはアラン・ドロンが実行し、苦労して、失敗する。
ほとんどアラン・ドロンのひとり舞台。

女性を口説くところ、
正装してるところ
犯罪の下見をすりらところ、
狭い通気口をはいづるところ
プールサイドで途方にくれるところ

全てがセクシー。
全てに目を奪われる。

映画としては、ラスト30分までが長くて、
実行までがやたらと長い映画だけど、

そして、ラストは予想出来きたけど、
かなりお洒落なオチ。

ちょっと「太陽がいっぱい」を彷彿させる。

内容はないけど、エレガントで、セクシーな映画でした。

P.S.あれで山分けはないよな。
モノクロでもこんなにカッコよいオープニング作れるのか~と感心。
音楽がいいよね。
ジャンギャバン・アランドロンみんなかっこいい。
五年の刑期を終え出所した老ギャングのシャルル。彼は青年フランシスと組み周到な計画を立てて、再びカジノの現金を強奪する。 完全犯罪は成功したかに思えたが、意外な落とし穴が…。
:
フイルムノワール風だが、誰も死なない。CMなどでお馴染みの聞いたことのある音楽が秀逸。人生を知り抜いたような貫禄のジャン・ギャバンと、とんがっていて危険な香り漂わせるアラン・ドロン。二大スター競演に洗練されたモノクロの映像、ミシェル・マーニュのセンス溢れるモダンジャズの音楽、そしてアンリ・ヴェルヌイユ監督の卓越した心理描写が光るフランス映画史に残る名作。1963年のゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞している。
MOCHI

MOCHIの感想・評価

3.7
アランドロンびっくりするほど色男

音楽の効かせ方が最高にかっこいい

洒落ていて魅力的
天狗jet

天狗jetの感想・評価

3.3
男二人のクライムサスペンスというよりは
J ・ギャバンとA・ドロンの男の色気を味わう作品。
男っぷりが良すぎます。

ラストに感じる例えようもない虚無感。
これだけでも観て良かったと感じてました。

正直、街並みや車などオシャレでも
中盤はいささか話が停滞気味だった。
Shintaro

Shintaroの感想・評価

4.0
[メモ]
あの超有名フレーズがモチーフになって、シーンに合わせ色んなアレンジで流れてくるのいいなー

人ごみのシーンが多い中、背景や人物の配置を細部までこだわって、見る者の視線を操る技術はさすが。

ダクトを移動するハラハラ展開の元祖らしいけど真似されまくるのも分かるぐらいかっこいい。

皮肉で可愛い結末。ビジュアル的にもすごいインパクトや、渋すぎる。

これを期に往年のフランス映画も観てみたい

このレビューはネタバレを含みます

○有名なジャズをバックに繰り広げられるかるーい犯罪モノ。白黒も良い味出している。

○アラン・ドロンでこのオチなら、誰もが某有名映画を連想する。ただこのオチ、捜査現場での引き渡し、目撃されている鞄を変えないなど、冒頭で綿密な計画を立てていたとは到底思えない脚本の杜撰さ。もう少し他の形でオチはつけられたはず。画的に素晴らしいのがもったいない。
何もかもが洒落てる映画。
主演がアラン・ドロンの時点からまずそうだし。笑

今でいうオーシャンズシリーズに通じる一攫千金の強奪計画。
それを練っているシーンだけでもお洒落。白黒でも余裕でお洒落。笑

そしてあの有名なテーマ曲。これこそお洒落な音楽の代表格でしょう!
余談ですがあのテーマ曲、この映画見るまで、この映画のテーマ曲だと知りませんでした。笑
ろ

ろの感想・評価

5.0

「俺は人生でいちばんデカいことをやる。前代未聞のことだ。」


「太陽がいっぱい」につづき…
オープニングから溢れんばかりのかっこよさ。
もうほんとにイヤんなっちゃう。ってぐらい、かっこいいの。


出所したばかりのシャルル(ジャンギャバン)は、最後の仕事としてカジノ売上金を盗み出す策を練る。そこで、青年フランシス(アランドロン)を仲間にするが…。

これはドロンさんを観る映画。

革ジャンからタキシードへ。
従業員へのチップははずみ、プールサイドのバーでくつろぐ。
高級ホテルで優雅に、その時を待つ。

入手した図面の上に、ティッシュボックスのような箱をエレベーターに見立てて作戦会議。みたいなね、アナログ感がほんとうにたのしいの。
目出し帽被るドロンさんもなんだか新鮮でうれしかったりして。


狭い狭い通気口。
懐中電灯のあかりはふわふわと定まらない。


金を詰める間の沈黙、札束の音。
駈けつけるパトカーを横目に勝者の笑み。



水面にふっと浮かぶ“花”が満開になるとき。





あの画をバックに"FIN"はズルいよ~





※コメント欄 自主閉鎖中m(__)m
MinKFJ

MinKFJの感想・評価

-
目出し帽でも色男、アラン・ドロン。
敗因は、せっかく仕立てのよいスーツ着てお金持ちを気取っても、哀しい哉どうしても出てしまう庶民な出自。利用する筈の踊り子に熱を上げ下手な下心で感情的になってしまったこと、ですかね。踊り子の方が打算的だし上手。最後の爪が甘かった。
シゴトに私情は禁物なのか?でも007は上手くやってるけれども。
遣る瀬無いリアリズムとアラン・ドロンのやっちまった感。結構上手く言ってたのに、、惜しかったねぇ。
プールに広がる札束、いい画!
お金を憎んでいる人はみんなやったらいい。水濡れシワシワでATM通らなくなるけど…
>|