ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習の作品情報・感想・評価

「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」に投稿された感想・評価

品のない、お下劣な下ネタをぶっこんだ擬似ドキュメンタリー。カザフスタン国営テレビ製作、という体を取っている。

下ネタにも様々なものがあるが、本作の下ネタは本当に品がない。勿論、それがすごく笑えるだけれども笑。街のど真ん中や電車の中、高貴そうなパーティーの最中などにそれを本当にぶっこむあたりの度胸もまたすごい。徹底的に世界をクソまみれにしていく。いや、というよりは本作が目指したものは日常の中で普段僕らが気づかないありとあらゆる人間の「クソ」を掘り起こすことにあるような気がする。時には(というかずっと)、自らもまたそんな人間の一員として率先して「クソ」を演じる。この世界、人間は「クソ」。「クソ」さを内包して生きている。

ここまで書いてくると本作は人間を否定する映画なのかと思えてくるが、そんなことはない。全てが「クソ」であることをおそらくこの作り手は受け入れているし、そのクソまみれな世界で本当に美しいものを求めようとしている。たぶん人間のことが好きなんだろう。人間の美しいところも、クソなところも全部含めて。人間の「愛嬌」なのかもしれない。
お下劣。いや~ひどい映画!! よく作ったな。アメリカでウケたなんてなかなか分かってるんじゃないか。カザフスタンをおちょくり過ぎなのが気になるが、差別意識の体現ということで認めるか。
Coronbo

Coronboの感想・評価

2.0
おすすめされて観て観たが、自分の口には合わなかった(-_-;)
とにかく下ネタが酷い
Kazuhiko

Kazuhikoの感想・評価

3.4
「アメリカと合衆国では、たくさん学びました。」

そりゃ訴えられるわ。ってことしかしていない笑

文化の違いって確かにでかい。
あまりにもギャップがありすぎて、終始面白い。目が離せない。
Guy

Guyの感想・評価

2.5
とにかく下品なブラックジョークが最高。
彼の愛は本物なんだよ。
バカで切なくて笑える最強のコメディにして最強のロードムービー。
マジなのかマジじゃないのか解らないカザフスタンのアップテンポのBGMもあつい。
トランプタワーで野糞の精神は見習いたいものです。
Pussy cat! shit hole! chenquieh!
パッケージ癖あるから心配したけどふつうにおもしろかった

ヒャッハーみたいな感じの笑いだった
しか

しかの感想・評価

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教習所の先生やホテルマンなど職業人として接した人たちの腹をくくった公正さや、道端で腰パンしてた男の子たちの優しさなどに癒された。
2006年当時とか自分はなんにも意識してなかったけど、異人種 異教徒 女に対する差別って別に今が特別やばいんじゃなくてあの頃もずっと脈々とやばかったんだなあ。。
 カザフスタン人がアメリカ各地で起こす珍道中をドキュメンタリーにした、という体のいわゆるモキュメンタリー。ボラットというキャラクター自体は架空のものなのだが、カメラに写るほとんどの一般人は違う。要するにぶっつけ本番で全部撮影しているのだ(しかもカザフスタン人のふりして)。それなのに全然だれるところはないし、ストーリーとしてもちゃんと成立している。
 この映画の笑いの取り方は2通りだ。まずはただの「下ネタ」。くだらない笑いでただただ純粋に笑いを誘う(人によっては笑えないネタもあるが)。そして風刺的な笑いだ。この映画のメインはそこにある。例えばロデオ会場のシーン。この場面で観客は過激な話に笑うと同時に、息を呑むほどはっとさせられる。
 全員がボラットは馬鹿な外国人だと思い込み、普通では考えられないような言葉をカメラの前で吐く。この時点で立場は逆転している。コーエンは巧みにボラットというキャラクターを操り、ありとあらゆる人物、そしてアメリカの暗部を引き出している。それも面白おかしく。
 こんなに笑えて、はっとするような映画は無い。稀に見る傑作ドキュメンタリー(?)だ。
(11年9月25日 iTunes 4点)
後からよく考えるとアメリカ人の矛盾とか偽善を浮き彫りにするような笑いでは無い気がする。国籍に関係なく目の前でボラットに同じことされたらアメリカ人同様に困惑したり怒ると思うので。

ただやっぱり自分達が笑われているのにもかかわらず、この笑いを受け入れて大ヒットするアメリカコメディの懐の深さは侮れない気がする。

サシャ・バロン・コーエンのなりきり方がすごいレベルで純粋にコメディとして面白かった。

ただ下ネタは視覚的にはオブラートに包むかと思いきや、中盤に結構唖然とするとんでもないシーンがあるので人に薦める時は注意が必要かと思われる。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
何者だよ、サーシャ・バロン・コーエン・・・これが率直な感想で、またコメディ大国アメリカの懐の深さをまざまざと見せ付けられる(笑)

キャッチコピーの通りに、確信犯的ドキュメンタリー・・・いわゆる、懐かしきどっきりカメラ感覚にニヤリしっ放しだった。

不謹慎なブラックジョークのオンパレードで、オススメはしにくいが・・・笑激的な作品なのは間違いないっ。
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