今夜のつまみ映画はAmazonプライムで「ダンテズ・ピーク」。同時期公開のディザスタームービー、「ボルケーノ」は中古ビデオ入手して、なんか暇な時に映画観たいけど新作を集中して観るには億劫だなぁという時に「アナコンダ」と二択で年一回は観ていた。
それに比してこちらはおそらく、初見以来。冒頭のピアース・ブロスナン演じる主人公の火山学者、その同僚にして恋人と監視していた火山爆発の避難中、恋人火山弾直撃死亡のつかみの場面だけインパクト強くて覚えてた。
そして、数年。人口2万人以下の住みよい町コンテスト二位というダンテズ・ピークにその姿が。山麓にある町を見おろす休火山の調査にやってきた。町長はバツイチ二人の子を育てるリンダ・ハミルトン。開拓まつりで賑わう町には企業投資の話も有る中、山中の温泉が突如沸騰、入浴中のバックパッカーのカップルが死亡する案件も発生。噴火の徴候を警告するブロスナンだが、後れて到着の上司は噴火の可能性は確実でないこと、経済への影響を配慮してブロスナンを諌める。調査チームが町を離れようというその時、まぁ、そりゃ噴火しないことには始まらないわなぁ。
ハミルトンの町長とブロスナンの互いにひかれるものを感じつつのロマンス話も悪くないが、「ボルケーノ」のロサンゼルス住民の避難や押し寄せる溶岩への対抗策に力注ぐトミー・リー・ジョーンズらの奮闘描くのに対して、町長ハミルトン、子供を預けた山側に住む義母の元へ向かったりと自分の家族親族の救助に懸命で、あまり、住民避難の仕事をしてるようには見えない(爆)。噴火てんでんこ、なのかもしれないけどさ。