本編が画で魅せるタイプなので2人の馴れ初めの説明や回想シーンがほぼなくて、キャラクター造形をセリフから汲み取るのが難しかったです。
何よりも尊い関係性をもった2人が恋愛といういざこざの中で三角関係…
岩井俊二監督の作品は本当に映像が心地よい。
光の洪水のような画面に彼の作り出す音楽が見事に融合していて、そこに豊かな人間ドラマが展開する。
設定はとても突拍子がない。
が、それを固める様々なエピソ…
「なんか良いな」が2時間続く映画だった。
やっぱりマー君みたいな純粋無垢さが最強で、その発言や行動から垣間見える現代社会との断絶にカタルシスを覚える。
前半はおてんばな"花とアリス"だけど、後半…
【キリエのうた / 2023】を見たついでに、岩井俊二監督作品の中で一番自分のツボにハマった記憶がある【花とアリス / 2004】を見返したところ…ぶっちぎりで面白い。終始笑えるし、〝家族が良かった…
>>続きを読む写真展に飾られた写真たちが素晴らしすぎた
アリスと花の家の中どっちも手が込んでて可愛かったなあ
母親がアリスのこと君って呼ぶの面白かった
全ての瞬間、セリフ、展開が愛おしかった
でも最後の落語の舞台…
演技することについて。花は演技を辞めたところでリアルに、アリスを演技を通じて自己を確立していく。宮本にはアリスが演技してたこととか父を重ねられていたことはまだ見えていないんだろうな。アリスは今で言う…
>>続きを読む(C)2004 Rockwell Eyes・H&A Project