見てはいけないものを覗き見しているような罪悪感をもたらす実相寺アングルで描く平安貴族生活。
こんな不健全な映像と、艶やかな衣装、建造物の簡素な美、抑制した音響が向かう先が情欲。
大岡信先生の脚本…
TSUTAYAでアートシアターギルドのコーナーがあり寺山さん作品の隣にあって目に付いたので観賞。
苦手ジャンルの時代劇でした💦
しかも戦国、江戸時代とかじゃない鎌倉時代設定💦
台詞がもう古文なので聞…
実相寺昭雄監督作品。詩人・大岡信脚本。ジャネット八田、花ノ本寿主演映画。
ジャネット八田は、阪神タイガースの不動の4番田淵幸一の奥さんです*\(^o^)/*
13世紀、法皇の皇子・後深草天皇の求…
四条が美しいがゆえに周りの男に翻弄されて人生の無常を感じて彷徨う。やっぱり岸田さんが強烈。四条に初めて会ったときの数珠を持つ手が震えて汗ダラダラになってるところから強烈。四条への思いを爆発させた場面…
>>続きを読む日本の映画会社が興行を狙ってどんどん娯楽作品を作っていく中、最後まで芸術作品を追い求め儚く散っていった日本アート・シアターギルドの中期の作品。
美しさ故に男たちに翻弄された挙句世を儚んで尼となる女…
これか、岸田森さんが坊主になった映画というのは。傷だらけの天使で、やくざかなんかに詫びを入れるとき、かつらを脱いで頭を下げたシーンが有名だ。
時代は鎌倉時代。歴史ものとしては珍しい時代を取り上げて…
奇跡の1本である。
無常観あふれる脚本と、はかない時代を描くのに、このスタッフは見事な布陣である。映画ではパッとした作品が少ない実相寺監督だが、今作に関してはピッタリとハマっている。実相寺組のスタッ…
全編を通して闇や影や自然の音を効果的に使い、あの時代らしいゆっくりとした時間が過ぎて行く気分になりました。まるで夢の中に居るような雰囲気でした…。
ジャネットさんはお姫様から尼僧までを上品に演じて…