やはり悪名高い、鼻にチューブを突っ込まれる男と死化粧を施される死体のモンタージュが悪趣味すぎて苦笑い。最後チューブ男が独房のような個室にぶち込まれるのと、死体が安置所にぶち込まれるのを繋いでいたのも…
>>続きを読むカットバックや人物の対比を用いた構図など、これまで観たワイズマンの作品よりも何らかの意図を感じる作りだった。
見ようによっては挙動や扱いの酷さから、死へと向かう途中の収容所のようにも見える。
た…
こわいだった。でも神学的妄言無限垂れ流しおじさんの背後の三点倒立にクローズアップしていく画面の意味置き去り感がすばらしく、ドキュメンタリーの真実性云々の次元をワイズマンが初期から超越していたと評され…
>>続きを読むどれぐらい真剣に作ろうとしたのか分からないところがすごい.メディアはメッセージであると言わんばかりに,内容に人称性を与えるのを避けている.それ故に写る人物が患者か否か,よく観察しないと分からない.
…
患者の一人が「こんな環境にいたらいつまでも治らない」「刑務所に戻してくれ」みたいなことを自分の言葉で必死に訴えた場面の直後に、医師が「偏執症だ」「おおよそ論理的だけど前提が間違ってる」と本人のいない…
>>続きを読むあまりにも観たくて自主字幕。チチカットとはマサチューセッツの先住民ワンパノアグ族の暮らしていたタウント川周辺の地名らしい。施設職員のルーティンワーク。麻痺する感覚では患者の本質を見つめることは難しい…
>>続きを読む女子児童に性的暴行を加えた男に対してカウンセラーの詰め寄り方がよくあるサスペンスの形式的な尋問の流れとは違って「被害者(11歳)の女の子の見た目は年相応だったのか、大人びてたのか」だとか「1日にする…
>>続きを読む数年前に某大学が主催したフレデリック・ワイズマンの特集上映で見ました。
他に見た3本の作品にはいたく感心したものの、この作品だけ異質で違和感を感じた記憶があります。
なんというか、どこに視点をお…