セントラル・パークの再建が進んだ88年5、6月に撮影した。朝、様々な人が集まってくる。画を描いたり、噴水で泳いだり、芝居の稽古、コンサート会場で演奏する人。そして日が暮れる。ジャンキーが留置場入りに…
>>続きを読む公園という場所の公共性が生み出す様々な活動や光景をヒューモア交えつつ捉えた作品。一方で、厳しい格差・貧困やHIVの流行の現実もしっかり映像に組み込まれている。3時間の映画だが、撮った映像全体の5%ほ…
>>続きを読む苦手な映画監督3凶(コスタ、ブレッソン、ワイズマン…)のうちのひとりだがこれはめちゃくちゃ面白かった。もちろん私的ワイズマンベスト。街とはコミュニケーションが断絶された空間で、いろんな人がいろんなこ…
>>続きを読むワイズマンの後期はここから始まる。発話や演奏等の音声と画面があたかも同期しているかのように装う偽の編集、より徹底した照明のコントロール、主対象ではなく周縁を切り取り続ける視点設計。それはつまりこの監…
>>続きを読む動植物の生態系(人間と恐竜ふくむ)が豊かすぎる。本来同居するはずのないものが同居しまくるカオス空間。前景に森林、後景に摩天楼というのもあらためて異様な光景。公共圏の「楽園」性の定義をめぐる対立という…
>>続きを読む「自由」の国アメリカの、その最も栄えた街のど真ん中に存在する、造られた「エデンの園」であるセントラルパーク。その管理された「自由」を謳歌する主役は、もちろんその管理に多額の出資をする白人富裕層である…
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