チチカット・フォーリーズの作品情報・感想・評価

チチカット・フォーリーズ1967年製作の映画)

TITICUT FOLLIES

製作国:

上映時間:84分

4.1

『チチカット・フォーリーズ』に投稿された感想・評価

4.1
521件のレビュー
3.5
胃に直でなんかご飯詰め込まれてた人が、次のシーンで死んでたのが今年いちばんのおそろしかもしれん
4.5

精神を病んだ犯罪者たちが収容された刑務所を題材に、そんな囚人兼患者の生態やそこに勤務する関係者たちの様子などを遠慮もなく容赦なく撮影する後年の人を温かく見守る作風とは違うフレデリック監督の攻撃的なス…

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ニシ
4.1

性犯罪者のカウンセリングで淡々と犯罪者とカウンセラーのカットバックが積み上げられていくのだが、「共同自慰をした相手に申し訳ないと思わないのか⁉︎」のカットバックで汚ねえ矯正院の奴らを映したり、「そう…

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3.8

あまりにもデモーニッシュな作品。ホモ・サケルとしか言いようがない状況を否定的媒介にし、人間をモノとして平均化し、善悪・正邪・清濁併せ呑む。

ふと五木寛之のエピソードを思い出す。

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平壌で…

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ivory
3.8

入所者は時に子供や動物のように扱われているが、精神医学に対する知識が全くと言っていいほどなく、直接的な暴力行為こそ起こらないので(カメラ外でどうだったのかは分からないが)、はっきりと「これはおかしい…

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初ワイズマン。あとでちゃんと書くけど、鑑賞者として衝撃的な体験ができる映画は稀有。というのも、ナチの立場で違和感を覚えることもなく強制収容所にいる、みたいな経験をしたから。とんでもないことが起きてる…

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ずみ
3.8
なかなか落ち込む。いくつものレイヤーの暴力が写っていて凄まじかった。ある種の監獄が私たちの世界と地続きなことをどこか知っていながらも、逃げ場はなく、両者の世界を切り離すことはできない。
HAYATO
3.7

受刑者たちが劣悪な環境にいることは確かなのだが、悲観的に映されるわけではない。なんなら幸せそうな顔もところどころ見える。

主張や物語といった一貫したテーマはなかなか見いだせないため、(見いだせない…

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やばー。ベロッキオに負けず劣らずの狂人博。
自室に戻った瞬間ゲロ吐きそうになる奴がやかましすぎて特に印象的だった。
待ちきれずに音の発生源を追った結果、欲しかった素材を繋ぎ合わせた感があるのが惜しい…

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「わからない!」と思ったが、そうではなく、わかる/わからない ではなくて、カメラが映したものがただそこにある、という結論にしておく

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