精神を病んだ犯罪者たちが収容された刑務所を題材に、そんな囚人兼患者の生態やそこに勤務する関係者たちの様子などを遠慮もなく容赦なく撮影する後年の人を温かく見守る作風とは違うフレデリック監督の攻撃的なス…
>>続きを読む性犯罪者のカウンセリングで淡々と犯罪者とカウンセラーのカットバックが積み上げられていくのだが、「共同自慰をした相手に申し訳ないと思わないのか⁉︎」のカットバックで汚ねえ矯正院の奴らを映したり、「そう…
>>続きを読むあまりにもデモーニッシュな作品。ホモ・サケルとしか言いようがない状況を否定的媒介にし、人間をモノとして平均化し、善悪・正邪・清濁併せ呑む。
ふと五木寛之のエピソードを思い出す。
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平壌で…
入所者は時に子供や動物のように扱われているが、精神医学に対する知識が全くと言っていいほどなく、直接的な暴力行為こそ起こらないので(カメラ外でどうだったのかは分からないが)、はっきりと「これはおかしい…
>>続きを読む初ワイズマン。あとでちゃんと書くけど、鑑賞者として衝撃的な体験ができる映画は稀有。というのも、ナチの立場で違和感を覚えることもなく強制収容所にいる、みたいな経験をしたから。とんでもないことが起きてる…
>>続きを読む受刑者たちが劣悪な環境にいることは確かなのだが、悲観的に映されるわけではない。なんなら幸せそうな顔もところどころ見える。
主張や物語といった一貫したテーマはなかなか見いだせないため、(見いだせない…
やばー。ベロッキオに負けず劣らずの狂人博。
自室に戻った瞬間ゲロ吐きそうになる奴がやかましすぎて特に印象的だった。
待ちきれずに音の発生源を追った結果、欲しかった素材を繋ぎ合わせた感があるのが惜しい…