ハリウッドの犯罪映画の象徴ともいえるリー・マーヴィンを主人公に据えつつ、彼を「異邦人」としてフランスの片田舎に投げ込むことで、アメリカ的アウトロー像の無力化を図ったなかなか狂ったフレンチスリラー。
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銀行強盗犯が変態家族の住む農場に逃げ込むということで期待して鑑賞。確かにクセの強いキャラたちでしたが、言うほど濃くは感じず、期待しすぎた映画でした…。(「悪魔のいけにえ」のソーヤー一家レベルを期待し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
名うての大物ギャングが逃げ込んでしまったのは、変態家族が暮らすグロテスクでメルヘンチックな不思議世界。
『ブリキの太鼓』のあの少年が登場する時点で、もう一筋縄なギャング映画でないのは明白。米国人の…