NOWHERE ノーウェアーの作品情報・感想・評価

NOWHERE ノーウェアー1999年製作の映画)

인정사정 볼 것 없다 /NOWHERE TO HIDE

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

3.1

「NOWHERE ノーウェアー」に投稿された感想・評価

顔夕

顔夕の感想・評価

3.7
映像が凝ってた。チャンドンゴンかっこいい!
張り込み中に、ネギと唐辛子とご飯を入れた牛肉スープをキムチで食べたい、みたいな話してるチャンドンゴンとパクチュンフンに萌えた。

激辛韓流映画100 31本目
めちゃくちゃ面白い。
ビジュアルがとにかく綺麗だし、チャン・ドンゴンカッコいいし、最後の戦いは圧倒される。
糸くず

糸くずの感想・評価

3.0
わたしは、今の韓国映画に60~70年代の日本映画のギラギラしたガソリンの臭い(それはアジア的な臭いでもある)を感じることがよくあるのだけど、そうしたギラギラが溢れすぎて今にも発火しそうなのがこの映画だ。

話はシンプル。パク・チュンフンとチャン・ドンゴンの熱血暴力刑事コンビが、暴力団幹部を殺害したヒットマンであるアン・ソンギを追いかけるのみ。追跡と逃亡の繰り返しで、はっきり言って単調である。

それを意識してのことなのかどうかはわからないけども、この映画は独特の映像表現がてんこ盛りで、極端なクローズアップとスローモーションと雨が多用される。アクションシーンになると、先に挙げた三つの映像表現が緩急など関係なく惜しげもなく連発されるので、単調さに拍車をかけているような気もするのだけど、異様でむんむんとした熱気だけは伝わってくる。

面白いかどうかはともかく、この映画には、アジアの映画が洗練を進めていく中で振り落としていったローカルの臭いが残されていて、話はまったく違うけれど、『愛しのゴースト』を観た時と同じ感覚がよみがえってきたのだった。

ところで、キャストのプロフィールを見てびっくりしたのだけど、チェ・ジウって「韓国のイザベル・アジャーニ選抜コンテスト」の優勝者なんだね。「韓国のイザベル・アジャーニ」というのが、どのような女性像を指し示すのかよくわからないけども。
パク・チュンフンとチャン・ドンゴン扮する型破りな刑事たちが神出鬼没の殺人犯アン・ソンギを追いつめる刑事アクション。監督は「デュエリスト」(2004)のイ・ミョンセ。斬新なカメラの構図、カットバックやストロボ効果などで見せる凝った映像が面白いが、作品そのものの面白さについては過度に期待しない方が良いと思う。ブレイク前のチェ・ジウやアン・ジェモ、パク・サンミョン、キ・ジュボンなどが脇役で確認できるが、髪型のせいでアン・ジェモは誰か分からない。ラストにおけるパク・チュンフンとアン・ソンギの殴り合いはテコンドー映画や香港の功夫映画を見慣れているとかなりモッサリしていて迫力に欠けるが、雨を降らせて激しさを煽る演出などの工夫は評価したい。この映画の韓国版DVDスペシャル・エディションは韓国公開版本編と編集の少し異なる国際版本編の2種類を収録。特筆すべきは国際版本編に日本語字幕・日本語吹き替えを収録している点だ。これは既存の日本発売版DVDの字幕・音声をそのまま使用したものと思われるが、画質が良くスクリーン・サイズがスタンダードからビスタに変更されているのが嬉しい。尚、韓国公開版にも日本語字幕が選択できるが、例によって意味不明の翻訳部分があるのが難点。

08/10/03