ドモ又の死の作品情報・感想・評価

「ドモ又の死」に投稿された感想・評価

ayumi

ayumiの感想・評価

3.3
薬物更生施設の若い女性たちを描いた作品

クリスマスの発表会で演じる有島武郎の戯曲「ドモ又の死」の稽古、舞台といった虚構の部分と現実が交錯していく

発せられる言葉は単なる戯曲のセリフなのかそれとも彼女たちの心情の吐露なのか

表現手段ということでいえば映画らしい映画

ある意味振り切れていて迷いがない分受け手を選ぶのも確か

80分でなければ最後まで見なかったかも

こういう世界観があるのかとガツンとやられてシビレがおさまる前に藤谷文子の目ヂカラにやられて気がついたら終わっていた

自分のレンジや視野を限定しないための精神活動、あるいは怖いもの見たさ

毛皮族江本純子、沈黙の娘藤谷文子、ポー萩尾望都、テアトル大森片桐はいり、わおまだJK柳英里紗、白ライダース大塚寧々


以下小ネタバレあり

宅配便、守衛、血判、絵画、演劇の稽古、錯乱、制止、暴力、薬物、体罰、車椅子の院長、トレーナー、守衛と取引、九頭龍宅、菜園、触れ合い、接吻、カミソリ、自傷、ボディピアス、発表会、婿選び、死、棺
joujim

joujimの感想・評価

2.0
藤谷文子さんの紹介シーンでよく流れるので、どんな映画かと観てしまいました。一見さんお断りのカルトムービーでしたが、よく観ていればギリギリ意味は取れるかと…藤谷さんの存在感はしっかりありました。しかし、この作品よりもガメラの方がいいような気がしますが…自己紹介に使うなら。
ゆうた

ゆうたの感想・評価

4.6
奥秀太郎監督。胸が震えた。堕ちていくとき、人はどん底に突き落とされるのではなく、緩やかにすこしずつ堕ちていく。だからその変化に適応できてしまう。そして気づいたら何もかも変わってしまっているんだろうなー

人が堕ちていく感覚にはリアリティがあった。「渇き。」や園子温映画にはある種の非日常的なバイオレンスをエンターテイメントとして昇華しているが、「ドモ又の死」は観客が一緒に堕ちていける。自分とは違う世界だと思っている人って、実は出発点は同じだったと感じた映画でしたまる