来る日も来る日もの作品情報・感想・評価

来る日も来る日も2012年製作の映画)

TUTTI I SANTI GIORNI

製作国:

上映時間:102分

3.9

「来る日も来る日も」に投稿された感想・評価

ひろ

ひろの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

不妊治療の話。
つい先日友人と妊活話をしていたのでとてもタイムリーな話題。

自分が原因で子どもができないって知ったら、凹むよね。アントニアが荒れたのもわかる。グイドはアントニアのことを本当に愛しているから子どもなんていなくてもアントニアとずっと一緒にいたいと思っている。
愛の深さに感動する。

個人的な考えだけど、結婚っていうのは本来はその人と一緒にいたいと思うからするものだと思う。子どもはその次。自分の理想はね。この人と一緒にいたいと思って一緒になって、その上でこの人との子どもが欲しいってなるのが理想。でも子どもが欲しい、とにかく誰かと結婚しなきゃ、みたいな流れが今はあると思う。てか私がそれだわ笑

ってとこまで観たときに書いて放置してた。内容忘れちゃったのでここまで。
りりー

りりーの感想・評価

4.5
イタリア映画祭にて鑑賞。過去に上映したようで、アンコール上映という位置付けだったのだけれど、こんなに素敵な作品にどうして配給がつかないのだろう!とってもキュートなラブコメだった!

博識でナイーブなグイドと、勝ち気で放埒なアントニア。まるで正反対な性格の二人だけれど、仲睦まじく暮らしてきた。しかし、子供を望むアントニアと、現状に満足しているグイドは、少しずつすれ違っていく。
長く付き合っているカップルが直面する問題といったら、結婚か子供かだろう。周囲に既婚/子持ちが増える年頃、二言目には「お子さんは?」。子供を望みながらもなかなか妊娠できないアントニアは、やんわりとごまかすしかない。この妊娠をめぐるアントニアの感情の機微は、作中でとても丁寧に描かれており、彼女がグイドの前から姿を消してしまう理由も、痛いほどよくわかる。一方で、グイドの優しさや、どれだけアントニアを想っているかも同様に描かれている。この二人の人物造形が素晴らしい。二人のやりとりをいつまでも観ていたかった。お互いに、相手が自分を救ってくれた天使だと思っている。そんな恋人たちほど美しいものは、なかなかないと思う。

少々あっけない和解のあと、二人がした決断とその先の未来、そして終盤に明かされる二人が出会った夜のエピソード、もうどれもこれも最高にロマンチックだった。もう一回観たい!
パオロ・ヴィルズィ監督のアンコール上映作品。古風で優しいインテリ青年グイド(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』敵役ルカ・マルネッリが別人演技)シンガーソングライター目指すアントニア(演じたトニー担当の音楽が素敵)には子供ができず体外受精は失敗。すれ違った関係性の再構築を小気味良い演出で見せる。
イタリア映画祭
ぱーぷ

ぱーぷの感想・評価

4.1
イタリア映画祭『来る日も来る日も』夜勤から帰宅してすぐコーヒーとクッキー用意して「今日は◯◯聖人の日で〜」と唱えながら愛する彼女を優しく起こす家事万能の真面目なグイドさん(ルカ・マリネッリ)最高の最高だった…。出会いのシーンがとても素敵
オリジナルタイトルの"Tutti i santi giorni"は直訳すると「すべての聖名祝日」となり、「毎日毎日」という意味で用いられる熟語なのだが、それには意味がある。付き合って6年になるグイドとアントニアは、ローマ郊外にある家で同棲している。ホテルのフロントで夜勤をするグイドは古典文学を愛するインテリで、毎朝、帰宅するとすぐに淹れ立てのコーヒーとクッキーを持ってまだ寝ているアントニアの枕元へ行き、「本日の聖人」に関するウンチクを語りながら、彼女を優しく起こすのだ。

グイドは、働きながら売れない歌手トニーとして地道な活動をしているアントニアをとても愛していて、アントニアも、オタクで物静かなグイドをとても愛している。性格も正反対の2人だが、互いを良く理解し、端からは穏やかな日々を送っているかのように見える。しかし、実は人知れず悩みを抱えていた。

ありがちなストーリーなのだが、主人公を演じる2人の素晴らしい俳優の演技によって、とても愛らしく切ない映画に仕上がっている。最近ではイタリア映画祭でも上映された『皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』で快演を披露し、ドラッグに溺れる若者を演じた”Non essere cattivo(原題)”では強烈な印象を残していたルカ・マリネッリは、ここでは一転、内気なオタク青年を演じきり、その振り幅の広さに驚かされた。また、作品同様Thonyの名で歌手活動を行っているフェデリカ・ヴィクトリア・カイオッツォは、奔放で傷つきやすい女性心理を繊細に演じ、そのロマンチックな楽曲もまた作品全体の甘酸っぱい雰囲気を盛り上げていた。この2人がいなかったら、この作品はもっと凡庸な映画になっていたのではないだろうか。

2016. 87
ntk

ntkの感想・評価

4.0
イタリア映画祭で。イタリア人、こういう男の子もいるよね。という感じで楽しかった。映画祭の会場のあたたかさも毎年すばらしい。