「CARO DIARIO(1995)」と「CHACUN CHERCHE SON CHAT(1996)」が8月の定番。
ロメールの「Pauline a la plage(1983)」も欠かせない。
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音楽教師のニーナ。親友の頼みによりバカンスで人影の消えたローマ郊外の街エウルでひと夏を過ごすことに。
ローマ生まれの女性監督エリザ・フクサスの長編初作品。とても好み。終始寓話的で数人の登場人物実は…
だいぶ前に映画館で観た時、不思議に美しい映画だと感動して、初めて映画のポスターを買って、ずっと部屋に飾っていました。今も飾っています。ポスターのそばに置いてあった素朴で夏っぽいブレスレットも買いまし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大好き!
人の少ない真夏のローマのカラッとした空気感がまず好き。
そこでニーナが送る日々が好き。
いつも一緒の大きな犬、大人しいモルモット、6人前のケーキ、歌、お習字、服装も好き。
なにより、身軽で…
イタリアの観光地ではなく少し外れたところをロケ地としていてとてもすてき。
1カット1カットが全部アートのような美しい構図。
頭を使わずに映像の美しさや雰囲気を味わって鑑賞した。ニーナの恋に対する心理…