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悪夢の香り
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『悪夢の香り』に投稿された感想・評価

おふざけ映画のようで、たまらなく何かを言いたそうな映画。


3Dというものが現れ、IMAX登場、昨年から今年にかけてはDOLBY CINEMAが話題になり、さらにSONYが新しい上映なんたらをーてのをTwitterで今日見かけました。

そんな時代の中、フィルムの映写機をカラカラと回しての上映。
映写機の調子が悪くて中断したり、埃が入って中断したりで、「かつて映画は生だった」という言葉を初めて体験できて少し興奮しました。

と、まあなんでこんなどうでもいいような事を書いたかといいますと、この映画に通じるものがあったからなんです。


次々と新しいものが生まれてどんどん進歩していく、そんな世界に憧れを持って大都市🇫🇷にやってきたキドラット(キドラット・タヒミック)は、かつてお父さんが知ってしまった真実に辿り着きます。
その様をずっと観てきたものだから、終盤でキドラットが選んだ車自体はスクリーンには映されないけど、彼が何を選んだのかはすぐ分かるんです。

そんな彼のひと旅行を見るに、進歩にばかり目を奪われず、やはり立ち返るということは絶対に重要で必要なことだと思いました。

そしてそれらを鑑みると、序盤には無意味に思えたシーン等が実は結構重要なもので、初めから伏線を張りまくっていたことに気がついたので、色々含めてもう一回観たくなりました。

本当に好きな感じの映画でした。
キドラット・タヒミック特集で一番期待していた彼の代表作だが、ちょっと期待外れの出来に白けてしまった。

というか最初の橋の場面とかは中々惹かれるものがあったのだけど、どんどん演技や編集の稚拙さが目立つようになってしまい展開も支離滅裂だから途中で疲れてしまった。

面白い場面も記憶に残るレベルだと上述の最初の一連やベルリンのオニオンタワーの箇所(塔が建つときに赤ん坊の声が響く演出は中々印象深かった)、あとは終盤の廃墟での長回し程度しか無く残念に思ったけど、これはもしかしたら彼の演出や撮る映像の質感が情感を意識したものではなくて自分の好みに合わなかったからというのもあるように思えた。

ゴダールの女は女であるを見て自由な映画は素敵だと思ったけど、あれはゴダールの卓越したセンスと常軌を逸した遊び心があったから良かったもので、突飛でも映像センスが今一つだと拙い印象に終わってしまうというのを今回思い知った。

あと後付けの英語音声も耳障りとすら思えるものだったのだけど、監督自身がつけたのだとしたら少しセンスを疑ってしまう。
2.5
【初タヒミック映画
フィリピン映画界の鬼才キドラット・タヒミック映画。フィリピン田舎町ドキュメンタリーと思いきや前衛的描写に発展していく。

ピンとこなかった。

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