悪夢の香りの作品情報・感想・評価

悪夢の香り1977年製作の映画)

Kidlat World Mananangong Bangungot/Perfumed Nightmare

上映日:1996年11月30日

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

3.8

『悪夢の香り』に投稿された感想・評価

Hisako
3.7

アメリカとかヨーロッパって、自分が昔憧れてたほど豊かでかっこいい国ではないな〜と最近よく思うのだけど、それを映像化してたのがこの映画だった。もちろん今までの生活圏の外に出てみないと、いかに自分の文化…

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Hiroki
3.0

アメリカに憧れるフィリピンの田舎村の青年が西洋に渡って、自分が憧れていたものがそんなにいいものじゃないことに気づいていく。上からの西洋批判ではなくて、素朴で内面的な自己の再構築なのがいい。ただ、彼の…

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映画情報を見ると、Directed by, Written by, Produced by, Starringに並ぶ怒涛のタヒミックで笑ってしまう。

ランボーの詩のように、言葉はIl y a ..…

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防人
4.0
唯一の橋を渡るキドラット、白水牛の横顔、CDGの多数のエスカレーター、全てがスーパーな世界、仮面を吹き飛ばす、不必要に味のある字幕も、ホーミーのような吹替も、含めてぜんぶよい
pherim
4.1

村へ架かる唯一の橋を渡ること。無数の橋架かるパリ。月へ橋を架けた男フォン・ブラウンへの憧れと決別。

真昼の村に、アポロの月面着陸報じるラジオの興奮響く。500年の航海はここから始まったとガッテンの…

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人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。あまりにも有名なニーム・アームストロングの箴言を前に、タヒミックはわれわれにたいして判断留保を促す。ここでいう人類とは誰のことか。誰にと…

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モキュメンタリーであり半自伝的。アメリカと宇宙飛行に憧れるフィリピンの小さな村のタクシー運転手がひょんなことからパリに連れてもらえることになりカルチャーショックを受ける話。最初はタガログ語で観たかっ…

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文明と経済成長への批評が軽快に語られる。低予算の荒い映像がどこか不気味ともいえる不思議な味わいを生んでいた。
2.5
【初タヒミック映画
フィリピン映画界の鬼才キドラット・タヒミック映画。フィリピン田舎町ドキュメンタリーと思いきや前衛的描写に発展していく。

ピンとこなかった。

おふざけ映画のようで、たまらなく何かを言いたそうな映画。


3Dというものが現れ、IMAX登場、昨年から今年にかけてはDOLBY CINEMAが話題になり、さらにSONYが新しい上映なんたらをーて…

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