田舎医者、年老いた鰐、からの頭山。
落語だから成立する、と思われていたような荒唐無稽なストーリーを渾身のアニメ化。
ケチ男の視点と頭の花見が入り交じるシーンと、男が自分の頭の池で溺れてしまうシーン…
落語を浪曲に書き下ろし、アドリブも混ぜ、浪曲師の国本武春が語る短編不条理アニメーション。上方落語だとまんま"さくらんぼ"。その通りさくらんぼを種ごと食べたら脳天に桜の樹が生えてしまう男の話。
>>続きを読む古典落語「あたま山」は、おそらく、古典落語の中でも最も不条理な噺。
頭のてっぺんに桜の木が生えて、花見客が集まってうるさくッてしょうがない。木を引っこ抜くと、抜いた後の穴に水が溜まって池が出来て、今…
山村浩二の軽快かつ、絶妙なリアルさがグロいアニメーションとブラックユーモアに満ちた落語が何とも独特な味わいを齎している。
あまりにも有名なオチ「頭の池に身を投げた」のくだりの処理がシャレオツで唸っ…
「アニメーションの世界へようこそ」という本を読んでいたら著者がアニメーション作家だったらしくその作品を鑑賞。
落語の演目を題材にしているらしく、ダークな世界観に落とし込んでいた。カペリートやジャム…