彼女と彼女の猫 -Their standing points-の作品情報・感想・評価

彼女と彼女の猫 -Their standing points-1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:5分

ジャンル:

3.2

監督

脚本

「彼女と彼女の猫 -Their standing points-」に投稿された感想・評価

5分あれば猫でもいやらしく描ける新海誠の天才。おそらくこの人とは何もわかり合えない。
とも

ともの感想・評価

3.1
新海誠の自主制作ショートムービー

短いながらも新海さんっぽさが溢れとる。
落書きみたいなネコかわゆい。
『彼女と彼女の猫』って映画だったの??

私が疑問に思って調べたら、こちらは新海誠監督の自主制作映画だったんですね!

私が知っている『彼女と彼女の猫』は5分×4話のアニメシリーズです。

新海監督と天門さんは長い付き合いなんですね~。今の新海監督作品はRADWIMPSになりつつありますが。

猫の顔(笑)
矢印で猫の名前を教えてくれたのには笑った。同じ顔だからね。可愛かったです。

モノローグは健在。しかも、今回ばかりはご本人。上手くはないけど、生の新海誠を感じたかな。

猫の顔とは対照的に、リアルに描かれた日常の生活風景・生活音は良かった。雨の音、電話の音、いいよね。

私はあまり新海監督作品と相性が良くない気がするのですが、自分を全面に押し出してアニメーションを作る姿勢は応援していきたいです。
最新作「天気の子」が公開中の新海誠監督の初期作。
5分と短い作品なのですが、短く感じさせない素晴らしい映像美で魅せてくれます。
色がついていない映像なのですが、白黒のコントラストで素晴らしい映像に仕上がっています。
今の新海誠監督作品に通づる、新海誠監督作品の原点とも呼べる作品なのではないでしょうか。
YouTubeでサクッと観れるのでよかったら。
ほしのこえ を見ようとしたらオープニングに流れてきて、
え?と戸惑いながらも美しさに引き込まれて、
正直、
めっちゃ好き。

「彼女」とか、部屋の中や天気などの絵は繊細で美しいのに、
ねこの絵がゆるくてそのギャップにやられました。

あと、彼女の膝で彼女を見上げてハートを飛ばすところがエモくてキュン。

セリフを文字で出す手法も、
かえって気持ちの強さが伝わって良いなと思いました。

めっちゃ好きです。
主人公の猫が飼い主である「彼女」についてポエティックに語っていく物語。簡潔ながら新海誠の描く女性観がよく表れている。猫から「彼女」への一方的な、つまり窃視的な視線によって物語が進行していく訳で、新海作品が度々「童貞の男子高校生が授業中に考えた妄想」と揶揄される根源はこの視線にあるのだろう。
語りのほとんどは「彼女」についてであり、その間に風景や天候についての語りが挿入される。猫は「彼女」というレンズを通してこの世界を見ているのだ。多くのセカイ系及びきみとぼく系の作品において、ぼくとセカイを繋ぐ役割はきみが担っており、この物語にもその片鱗が見て取れるのである。
『天気の子』記念、新海誠作品を見直す①
――新海誠の習作――

『ほしのこえ』の特典映像で見られる処女作(?)
たった5分だけど、新海誠が濃縮されすぎている。
背景、ポエム、編集、セカイ……

ザ・99年って感じの演出がたまらんね。

しかし、今更になってコミカライズされるとは誰も思うまいて。
ネコはオリジナル版のがかわいいね。
『ほしのこえ』鑑賞の際についてきたので、同時に鑑賞。

たった5分間のショートムービー。拾われた猫の目線で、飼い主の女性の生活を描く。

自主制作だが、その風景の作画はこの時から眼を見張るものがある。
猫目線でのナレーションがずっと続く作品だが、その言葉運びがキレイで、まるで小説を読んでいるかのようだ。

なんとなく、この雰囲気は好きだ。季節の移り変わりと、恋と失恋。良いことばかりではないけど、いろんな季節を見れて、いろんな感情を生み出してくれるこの世界。
最後、猫と飼い主はこの世界を好きだという。
私も、なんだかこの世界の見方が変わった。普段何気なくこの世界で生活しているが、その一つ一つを切り取ると、そこには美しさがある。それをなんとなく、本当に微細ながら感じ、心がジンと温まった。

猫の作画は敢えてなのか、描けなかったのか…。どちらにせよ、割といい味がでている。
はしご

はしごの感想・評価

3.0
結構すき。シンプルで限界だからこその良さある。だってこれは祈りで絶望だから。この作品自体はポジティブな好意そのもので発展性が無いから、この作品のあとに、発展性のある作品を出したことを思うとフィルモグラフィーとして大切な位置をちゃんと占めてる。

君が好き、君と過ごす日々が好き、何かをしてもらうとかしてあげるとか無しに、ただこの世界が好き、というシンプルさ、すごく切実で未熟で何かあればすぐに壊れていく弱い気持ちなんだけど、だからこそ、そういう純なものを純なものとして表出する時期を経て、後続の作品が出てくる。
なにも意味や理由なんてなくて良い、ただ好き、という気持ちって、他の作品や作家だったら何かしらの屈託を乗り越えた先に出してくる、そこで初めて肯定するけど、この作品は本当にそのままストレートだから、実は何も論じることができない気がする。
新海誠監督の1999年作品。上映時間ほんの僅かの自主制作の短編なので充実感はないのだが、ムダを削ぎ落とした出来上がりになっており、これはこれでいける。何故も何も通用しない感覚の世界。猫のデザインがとにかくシンプル。新海誠監督を振り返るという事の意義。‬
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