ギリシャは 2010 年頃からの経済危機で 3 人に 1 人 は貧しく、若者の半分は無職となった。職を失い、希 望を失った「ロストジェネレーション」と呼ばれる若 者たちの多くはギリシャを離れ、海外に逃れたいと思 うようになる。そして一部は僅かな希望を抱き、田舎 を目指して移住。人生を再出発させようと行動を始め ていた。 IT 関連の仕事をしていた 35 歳のトドリスも、不況 で治安も悪化した大都市アテネが故郷とは思えなく なり彼女のアナと、どこかミステリアスなギリシャの 離島、イカリア島に移住することになる。イカリア島 は長寿で有名な島で、人々は幸せに暮らしているとい う。イカリア島の暮らしは都市生活とは全くことなり 自給自足的。トドリスは畑付きの家を買い、畑を始め、 島の生活に馴染もうとするが… 監督のニコス・ダヤンダスも自らイカリア島に暮 らしながら、新たな生活を始めたばかりのトドリスや アナの悩みや学びを追いかけ、どんな社会状況であろ うと長寿で幸せに生きるイカリア島の老人たちの幸せの秘密迫っていく。
ロシアの人里離れた場所で暮らす人々。大自然が広がるその地での生活は、都市部でのものと大きく異なる。彼らは、どのような思いでその土地に根づき、生きているのか。地元民へのインタビューと日常風景…
>>続きを読む世界中にミニマリズム・ムーブメントを巻き起こしたジョシュアとライアン。最小限しか持たずに最大限に豊かな暮らしをする、ミニマリストという生き方に迫る。
ヘルシンキ在住・26歳のペトリは、彼女にフラれたことをきっかけに、モノで溢れ返った自分の部屋にウンザリする。ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、自分の持ちモノ全てをリセットする”実験…
>>続きを読む年間322日も出張するライアン・ビンガムの仕事は企業のリストラ対象者に解雇を通告すること、つまりプロの“リストラ宣告人”。「バックパックに入らない人生の荷物は背負わない」をモットーとする彼…
>>続きを読む南フランス、ルーション地方。フランス自然派ワインのパイオニアともいわれるジャン・フランソワ・ニックの元には、 同じくワイン造りに取り組む者たちが集まってくる。 彼らは常に情報交換をし収穫に…
>>続きを読む“人類は絶滅する恐れがある。それも決して遠くない未来に”──2012年、21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、私たちが今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡するという論文…
>>続きを読むドキュメンタリーとドラマを織り交ぜて、自身が開発したテクノロジーに警鐘を鳴らす専門家らとともに、SNSが人間にどれほど危険な影響を及ぼすのかを検証する。
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