ローマ市警の殺人課長は、辣腕だが権力をカサに着た傲慢な男。ある日、愛人アグネスと学生パーチェの浮気を知った彼は、口論のあげくに彼女を殺害してしまう。しかも、自ら警察に通報し、殺人の痕跡まで残していく。前夫が容疑者として逮捕されたが、捜査は行き詰まる。現場に残された指紋や証拠品は課長のモノばかり、だが誰一人課長を疑う者はなかった。そんな矢先、有力な目撃者が現われ、課長は犯行を自供するが、警察上層部はその事実を揉み消そうとする・・・。
第2次世界大戦の終結から3年、ビデラ大統領は共産党員のネルーダを弾劾した。逮捕されるか逃亡するか? 大統領は直接警官ペルショノーにネルーダの逮捕を命じる。 ネルーダは追われる身として新…
>>続きを読むブルジョワの老紳士・マチューは、若くて美しい小間使いのコンチータに夢中になる。だが、コンチータはマチューをその気にさせたかと思えば、するりとその腕から逃げ去る。彼をものの見事にあしらう彼女…
>>続きを読むナチスドイツ政権下のベルリン・フィル名指揮者を、罪に問うべく審問し続ける米軍中佐。両者の舌戦を熱く描いた戦後秘話!ロナルド・ハーウッドの舞台劇を原作に、1940年代のナチス政権下の名指揮者…
>>続きを読む中央情報部キム部長は、肝臓の病気と慢性的な疲労を抱えていた。また彼の右腕であるチュ課長も、過労働で疲れ果てた毎日を送っていた。そんなある日大統領から、大統領と側近が集まる恒例の晩餐会を開く…
>>続きを読む1980年代の共産主義政権下のポーランド。ワルシャワのゲイコミュニティで起きた殺人事件の捜査結果に納得できない警官が、自ら真相を突き止めようと奔走する。