初サイレント映画。
ホテルが薄暗くてちょっと怖い。
エレベーターに乗った人が消えたり現れたりするのが面白かった。
廊下を行き来するシーンが、感想として浅くて恐縮だがなんかバイオハザード(ゲーム)やっ…
思考が経過によってピュアからメタへと進行していくとすれば、認知のベクトルはメタからピュアという逆の手順を辿るかもしれない、と思った。
思考は、ある出来事に対する感情や直感に後から言葉による意味づけを…
ホテルの内観を観ているだけ。序盤はお客さんの様子も窺えるが、中盤以降はほぼ部屋、廊下、部屋からたまにちらりとのぞく人の顔。
映画って人間が不在でも成り立つんだなというか、不在の在というか。
ホテル…
最初の鏡に映る人物を捉えたカットからして圧巻。固定カメラからホテルの廊下を行きつ戻りつするカメラは徐々に屋外へ。音は一切無い。
彼女の作品を見ていると、カメラという存在の異常さと、そこに写し出され…
エレベーター内部のカメラが執拗に昇降を撮り続けていると、いつしかカメラが宿泊客を拒絶し出し(カメラに怯み昇降機に乗らない客の姿はベロッキオ『夜よ、こんにちは』を連想)、以降はほぼ無人の空間が映画を占…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アケルマン初の長編映画。
初期はお金が無い中捻出しながら撮っていたそう。
無声のホテルの映像。
人が居るのに居ないような空気感がずっと続く。
静止画なのか、動画なのかもわからなくなる瞬間もくる。
家…
「恵まれない人々や社会から疎外された人々を収容するホテル」だというこのホテルを、もはやその言葉なしでも伝わるのではないかというくらいの空気感で映す。無音で。
もちろん何も分からないし、これに関して…
"アケルマン初の長編” という文句に惹かれて観にいったけど、いやこれか…
カメラは一定のままにただただエレベーターに出入りする人々を写したり人々も映らない映像を淡々と見せられたり…
ロビーも。寝室も…
サイレント、65分間のめい想。退屈しようが共鳴しようがどうでもいい、そんな醒めた距離感が心地よい。
とはいえ、それはもちろん勇気のいることである。ダニエル・ユイレがたしかどこかで言っていた(うろ覚…
宿泊者同士が会話を交わすロビー、乗り入れが描かれるエレベーター、誰もいない宿泊フロアの廊下…時に朝、時に昼や夜と時間の移り変わりを映しながら、形は変わらないものの、静かに景色が変化してゆくホテルの館…
>>続きを読む