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ルクリ
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目次

ルクリの作品紹介

ルクリのあらすじ

人里離れた土地で、自給自足の生活を送る数名の若者たち。突如戦闘機の轟音が鳴り響き、地域に戦争の気配が満ちていく…。時代を覆う不条理な空気を、個性的な音響と映像で描いていく問題作。

原題
Roukli
製作年
2015年
製作国
エストニア
上映時間
99分

『ルクリ』に投稿された感想・評価

charo
2.5
みてすぐに理解するのは
難しい難解な映画
だけど少しの中毒性から
色々な場面の意味が気になり
リピートしたくなってしまう。

宗教色が強めな作品がこの監督は多いよう。

映画の製作環境はよいとは言えない。
その中で比喩的表現で伝えようとしていたそんなところに
評価したい。
Sios
2.3
何やら不穏な雰囲気に覆われる世界。
かなり宗教色が濃い内容でした。

音の使い方が独特、それから動物たちは象徴的な存在で美しいなと感じました。
田舎の設定にしたのは、動物を出したかったのもあるんでしょうか。
4.5
2015.10.29 @ 28th TIFF

まったく理解は出来なかったんだけど、なにかとてつもないものを観てしまった。。間違いなく今年観た中でも群を抜いて衝撃的な作品で、映画は必ずしもプロットや登場人物のことを理解することが良し悪しとなるわけではなく主観的になにかを感じるかが重要だなぁと改めて思う。
光差す長閑な田舎で、わずかな食料とわずかな燃料を頼りに自給自足する4人の若者たち。突然、耳を劈く戦闘機の轟音によって不穏さがたちこめ、恐怖や不安に疲弊していき、険悪となってただ生きだけの意味を失う。エストニアという隣接国で戦争が突然勃発した国だからこそ着想したと言える。恐怖や不安を直接的に描写することなく、余儀なくされる共同生活で緊迫していく心理描写を、宗教観によるメタファーと研ぎ澄まされた圧倒の映像美で綴る。悲しいのはドゥニ・ヴィルヌーブの作品を観ても思うけれど、話の前提される宗教観が分からないので悪魔や天使、イエスとかがモチーフにされても理解に苦しむんだよね。。終盤になるとより明確な展開はなくなるんだけど、言葉もなく十数分間も森を徘徊するシーンがとても美しくて魅入っていた。Q&Aの監督の言葉などから解釈しようとすれば、戦争による恐怖や強要させられる信仰心など、自由を抑圧させるものに対してのアンチテーゼで、ルクリと呼ばれるキリスト教が生まれる前から存在するという神聖な森で解放されるということかな。。いやぁわからねぇ。
監督自らシニカルなメッセージはないという通り、抽象的な映画だけど劇中に流れる曲の歌詞が直接的で、夜中に音楽をかけたときに感じる生きる心地や、最後にかかる"A Change is Gonna Come"の開放感にカタルシスを感じる。

こういう映画に出会いたいからこそ、映画祭に足繁く通うことをやめられなくなる。上映後に外で監督に直接伺う機会があって、ルクリの森において鳥が象徴するものは特別にあるのか?という問いに「自由」と答えてくれた。通訳をしてくれた映画祭の作品選定をしている矢田部さんにも解釈を伺うことが出来て、「この映画は何度も観たいですね。でもこれは一般公開されることまずないですよね。」と二人で笑った。

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