シティ・オブ・ゴッドのネタバレレビュー・内容・結末

『シティ・オブ・ゴッド』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「この話は実話に基づいている。」痺れた。主人公がずっと、本筋とあまり関係のないところでやたらとナードに写されていたのは、これがクライムフィクションじゃなくてとても内省的な私小説だったからだ。

人殺しが日常生活に溶け込んでいて、それが生き抜く術ともされる環境が実際にあったという話。リトル・ゼのナンパ失敗からの大負けムーブを見て、他人を支配しにかかる欲とは人間へのリスペクトに欠ける汚い欲だと…

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これが実話か…
最後のちびっこギャング達みたいに世代交代を繰り返しながら、そのたびに幼稚な支配が続いたんだな…
絶望的な街に違いないけど、その場にいながら、写真家になれる道もあったんだな…と
血で血を洗うを地で行くような暴力の連鎖。ざらついた映像と独特の演出が主題とよく合っている。

もう一度見返すのがツラいので5にできないだけ。

明るい編集と、クライマックスから始まって戻るという、いかにも映画な演出をしてもなおリアル感を両立している。
笑いながら人を殺していく幼少期のリトル・…

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この映像はきっと何年経っても新鮮に見れそうな、構成が素晴らしいです。
細かくストーリーが割られてて目まぐるしい日常が感じられます。
実話をもとに作られたことは驚き。。こんな世界があるんだな。

最後…

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すごすぎ

映像も音楽もかっこいい

カメラマン志望の視点だったのが効いてた
秀逸な一人称視点 フィンチャーのような

もちろん南米の社会問題、悪の連鎖を描いた作品としても抜群
「いいヤクザ」なんて…

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リオデジャネイロ旅行で、山肌に多くのコミュニティ(ファベーラ)を見て、この映画の存在も知り鑑賞。
どうしょうもなく犯罪が繰り返される荒れ果てたスラム街、ファベーラ、"神の街"。

リオデジャネイロの…

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ブラジルのスラム街での抗争の歴史を追ったギャング作品。強烈な一本だった。

まず、脚本と演出が素晴らしい。写真家を志し、最後までギャングの世界に染まらなかったブスカペが語り手を担うことで、神の街の栄…

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暴力描写の独特な鮮やかさに加え、同じシーンのなぞり方が上手いおかげで、より強く印象に残る。人間の根源にある子供じみた欲求より、理性で世を渡るべきだと思わされた。登場人物や舞台に妙な親近感も覚える。

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