ビースト・オブ・ノー・ネーションの作品情報・感想・評価・動画配信

「ビースト・オブ・ノー・ネーション」に投稿された感想・評価

anemone

anemoneの感想・評価

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子供に人を殺させることの罪を大人が償わなくてはいけない

理不尽な暴力と殺戮の中、少年兵にならざるを得ない子供たち
私たちは仲間、兄弟。甘い言葉と復讐心で巧みに子供を誘い込む大人たち

少年兵の役割は伝達係、視察係、そしてドラッグを仕込まれ最前線に駆り出されること
前に本で読んだことがある
司令官からアグーがされたこと、それも少年兵が受ける虐待の一つ
ストライカももしかしたら受けていたかもしれない

アグーは、語るには多くのものを見過ぎた。傷つきすぎた。
経験を語ってくれた少年兵の痛みと勇気が少しでも癒やされますように。
ヨシ

ヨシの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何色にでも染まる子どもが兵力になる、利用されるのは、「戦争」が原因で間違いないやろうけど、そんな子ども達が簡単に操れる「銃」を輸出してるのは、アメリカ、ロシア、イタリアなんかの先進国。いつだって後進国が戦場になって、人々が犠牲になってる。銃輸出して儲ける奴がおる限り戦争は無くならんやろうね。
けー

けーの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とっても辛い。


西アフリカで内戦が勃発。アブーは家族と共に中立地帯の村で暮らしていたが、政府軍が中立地帯にも攻め込んでくるという情報に男は止まって村を守り、女子供は平和軍が駐留する街に避難することに決定する。

11歳のアブーは母親と共に避難する予定だったが、人員オーバーで車に乗ることができず父、兄と共に村に止まることになる。

夜襲を受け、反乱軍に加担した罪で村に残った男たちは次々と処刑されていく。

アブーとアブーの兄は命からがら逃げ出すが。



「獣の棲む家」では紛争地から脱出した後に待ち受ける地獄が描かれていたが、この映画で逃げられず紛争地帯に止まっていたかどうなるかということアブーの視点で知ることができる。



アブーはゲリラに救われ、少年戦闘員にされる。    

少年兵士についてはニュースやドキュメンタリーなどで聞き齧った程度でしか知らなかったけれども、なんと言うか自分のイメージとして持っていた巻き込まれ方とは全然違っていた。 

普通に幸せに暮らしていた家族が紛争によってあっという間に別れ別れにされ、命を奪われる。  

あまりにも全てが唐突に激変してしまう感じがとても恐ろしかった。

生き延びるには順応するしかなく、順応したところで救いがあるわけでもなく。  

政治家の駆け引きは自分たちとは全く関わり合いのないところで行われ、それらの都合で無駄に戦闘は引き伸ばされ、何がどうなればこういうことから解放されるのかということも全然見えない。

アブーはただただ生き延びようとしただけなのだけれども。

もしもアブーを咎めるのだとすれば、他にどうすれば良かったというのか。


見終わった時にはズシーンと気持ちが沈み込んでいた。

他にどうすれば良かったのかと考えたら、そもそも紛争が起こるのが悪いんじゃんかと。

紛争はどうして起こるのか。

政治的駆け引きなのかなんなのか。 

もう頼むから普通に生活させてくれよ!と言いたくなる。


アブーを助け少年兵にするゲリラのリーダーをイドリス・エルバが演じている。

カリスマ性があって狂気と正気の境界線でほっとんど狂気サイドに足を突っ込んでいるようなすごいキャラクター。

唾棄すべきことをやらかしまくっているにも関わらず尚且つどこか惹きつけられずにはいられないような教祖的カリスマ性をビンビンに放ちまくっているところから、終盤に小物であることを思い知らされ化けの皮が剥がれ落ちるようにロクでもない人物にストーンと成り下がる。

成り下がるというかロクでもないのは元々なんだけれどもそれを強烈なカリスマ性が覆い隠していたというか。

その落差の出し方が見事で、久しぶりにイドリス・エルバやっぱすげー!!!と見入ってしまった。

正直イドリス・エルバが出ているんじゃなければこの映画を最後まで見る勇気は出なかったんじゃないかと思う。



I think if you talk to me about it, it will make you feel better.

I saw terrible things...and I did terrible things. So if I'm talking to you,it will make me sad...and it will make you, too, sad.
In this life...I just want to be happy in this life.
If I'm telling this to you...you will think that...I am some sort of beast...or devil.
I am all of these things...but I also having mother... father...brother and sister once.
They loved me.
YukaNanjo

YukaNanjoの感想・評価

4.0
フィクションでも、どんなに残酷でも、目を背けてはいけないと思った。
運命から逃れなれない、少年兵は世界に実在するのだから。
momo

momoの感想・評価

4.3
ほんと戦争ってなんのためにやるのかな?
小さい子供を兵士にし、
むやみに人を殺させる
最初は躊躇ってても
だんだん麻痺してくる。
弱音を言ったり、泣いたり
そんなこと一瞬でもしたら殺される。

今もウクライナとロシアが戦争してるけど
何の意味があるのだろう。
市民は関係ないのに。。、
民間の人たちが自分の命を守るために兵士になるなんて矛盾してますよね。。。
殺されそうになったら殺す
殺されそうになったから殺す
生きるためだったらを殺すのも
一つの選択肢なのか。

ほんとにこうゆう映画みると
色んな考えが浮かんできます。
人を殺したらいけないって
当たり前の考えなんだけど
それは平和な国にいるからであって
戦争と隣り合わせの国にいたら
生きるためには殺すことも必要なことなのかな。

いまいちどみんなに見てもらいたい。
アグーの演技力はやばいですね!!
エドリスエルバの演技も迫力あって
素晴らしいです!
ありす

ありすの感想・評価

4.4
少年兵に堕ちるまで丁寧に描かれていて非常に納得がいくストーリーである。
hiropon

hiroponの感想・評価

3.8

2015年 アメリカ製作 Netflix初のオリジナ
ルムービー __ 🇺🇸✨✨

戦争で家族や家 全てを失った子供たちが
兵器化して行く姿を描いた ヒューマン
ドラマ 〜 …… 🪖👦🏽💥🔫

舞台はアフリカ〜それはテーマとして描き
易い 悪い意味で 揃う貧しい環境だからだと
思うが 悲しい世界観が背景にある …… 😮‍💨💦
 
この内戦により生きる糧を失った子供たちの絶望は 新たな生きる糧を必要とする …… 手を差し伸べるのは 🫱🏼‍🫲🏽 反旗を翻すズルイ大人たちでした 聖なる犠牲と言うのであるのか〜 🤷🏻‍♀️💥

容姿は子供であっても 次第に中身は殺戮者として教育される …… 幼い子供たちは スポンジの様に非人間的な術を吸収していく それはまさに『Beasts of No Nation』国を無くした 子供の姿をした野獣を見てる様でした …… 🤷🏻‍♀️💥

オーストラリア🇦🇺映画で『ボヤンシー眼差しの向こうに』も14歳の少年が 心が破壊され 生きる糧として 人を殺さなければならないシーンがあったけど 本作も同じ様に重なる …… 🤷🏻‍♀️💥

国と貧富の差や 教育の在り方や方向 色々と考えさせられる作品だと思います 無知な弱い幼い子供たちがターゲットになる やるせないけど これも この国や場所では自然の摂理 …… 😮‍💨💥

監督 脚本 撮影は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・ジョージ・フクナガ で出世作になるんだと思います …… 👏🏻✨✨



✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
今こそ見るべき作品。殺さなきゃ殺される世界にはしたくない。大人が阻止せねば次世代が罪を被ることになるから。……イドリス・エルバがなんでこんな役?と思ったんだけど製作にも加わってるのね。おーい日本人よ、これは他人事ではないぞー。
F

Fの感想・評価

3.5
寝る前にキャンドルを焚いてソファに寝転んでスマホいじりながらこの映画を観てる私は平和クソボケ女なのだろう
asquita

asquitaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

監督は日系4世のキャリージョージフクナガ。西アフリカのとある国で、内戦の中でも幸せに暮らしていた少年アグー。家族を殺されその暮らしを奪われた少年が反乱軍で少年兵として戦うようになる。タバコ、麻薬、殺人、レイプ…あっという間に罪に染まるアグーが神と対話する姿が切ない。良い映画だが何度も観られない厳しさだ。
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