パターソン市バスの運転手
パターソン氏は密かな詩人
目覚ましなしで目を覚まし
秘密のノートに言葉を刻み
ブルくん散歩にBAR通い
何事もない淡々とした日々
でも同じ日はひとつも無い
その日だけの出…
日々の些細な変化に気づき、それを詩として綴る。考えるだけだと手が届きそうな日常。でも現代の忙しない日々において、体現するのはなかなか難しい日常。
主人公のパターソンは物静かで思いやりのある我慢強い…
どんだけ同じような毎日を過ごしていても、完璧に同じ日なんかなくて。
変わり映えのない日常の小さな変化に気づける心のゆとりと、変わり映えのない日常に何かを見つけようとする小さな好奇心を持って生きていた…
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