温泉あんま芸者の作品情報・感想・評価

温泉あんま芸者1968年製作の映画)

製作国:

3.5

「温泉あんま芸者」に投稿された感想・評価

軍艦マーチの替え歌を歌いながら芸者たちが行進するシーンの高揚感!
みんなで洋装に着替えてコーラ飲むシーンも最高!
当時世界を席巻したイタリアン・モンドの影響がここにも現れている。

あんまの技能を併せ持つ芸者があんま芸者という者らしい。
要はただの芸者よりたいへんエロチックでサービスは過激で品が無い。
だが彼女達は本物の芸者に負けないプライドを持っている。

立派な映画を撮る一流監督に比べてどうしても品性は劣るかも知れないが
ちゃんと面白い映画を撮っているんだと言うポルノ映画製作者としての
石井輝男の矜持をあんま芸者達に託して描いたかのような快作。
kutata

kutataの感想・評価

3.0
videotapemusic 『ミスハトヤ』でサンプリングされている
「あたしゃ湯の町 あんまの芸者 芸はいらない 体で勝負か」
はどんな映像なのか興味を持って視聴。
ドヤなセリフなのかと思ってたら煽りのセリフだった。

それに続く
「しかもお安く お手軽で 体も売ります おスペもします」
"おスペ”って何だ?と検索しました(^^;
石川県・粟津温泉を舞台に、通称"あんま芸者"たちが巻き起こすセクシー喜劇。♪パラパララパッパ。野球拳ストリップ合戦。大浴場隠し撮り。金子信雄の選挙ゴロ。武者小路実篤"この道より我を生かす道なし この道を歩く"
T

Tの感想・評価

4.3
努力の「努」の字は、女の股の力と書く。芸者とあんま。ラストは泣いた。
yuko

yukoの感想・評価

3.0
記録 2011.3.27 桜坂劇場
(第3回 沖縄国際映画祭)

ハチャメチャだけど、けっこう人情ものだった。
土方巽さんが出演してると思ってたら勘違い。(彼が出演してるのは「温泉こんにゃく芸者」だった!)
「恐怖奇形人間」の吉田輝雄がまた医者役で出ていた。
ライトなコメディー作品。
温泉芸者衆とあんま芸者衆の野球拳対決が圧巻w素敵。
それを囃し立てる男達の表情もゲスで良い。ホントに男達のゲスな表情が素晴らしかった〜w
金子信雄、由利徹、ちょい出演の大泉滉さん…う〜んゲスだ!
橘ますみさんが唯一可愛く清涼剤。街並みも郷愁を誘われて魅力的。

このレビューはネタバレを含みます

石井輝男の温泉芸者


1968年R-18指定。

脚本(他一名)監督石井輝男。

伝説の「温泉芸者」シリーズDVD化です(未DVD「温泉ふんどし芸者」次回に期待。トホホなオタクです、グスン)

異常性愛シリーズ「徳川女系図」を撮り

本作以降東映石井監督を支える橘ますみ嬢が本作主演。新人アンマ芸者になります。

初期石井監督の「新東宝」ラインシリーズの主役だった医師役の吉田輝雄の助演。三原葉子は、あんま床芸者のリーダー的存在。

客とり騒動、泥棒騒ぎ嫌らしい金子信雄ニゴウ珍騒動。

70年代東映裏の関西人、上田吉次郎の親分。

この方の味あるネチッコイ関西弁大好き!

他元祖裸の大将エッチな芦屋雁之助。

石井輝男のハチャメチャなアンマ芸者のキャラクターが笑えます。

橘の舌なめずり、
アンマ芸者の秘技、
手鼻かんだり何でもオ下品元気な芸者の大騒動。

チョイ泣かそうとしたのがなんか残念ですが、。

「パラバラバッパパラバラバッパ」のテーマ曲

音楽八木正夫の薄いボサノヴァのような音にかぶさる乱舞する裸体(笑)

タイトルクレジットの素晴らしい格好良さ。

毎度馬鹿馬鹿しいソフトポルノ

石井輝男の温泉芸者の芸を是非!

だけどやはり鈴木則文「温泉すっぽん芸者」のひたすらなネアカさにはかないませんでした。

追伸
温泉芸者シリーズの始祖は「大映映画」のようです。

追記
いまや本作のような映画は、B級Vシネ系作品として無限増殖しています。

が、本作のおおまじめな俳優を起用して、馬鹿をやり、

映画館に毎年かけるという当時の東映のやりかたのなんでもあり感は、すさまじいもんがあります。

職人監督石井輝男の異常性愛らへんのソフトエロス。

とくとごらんください!

石井輝男ファン!
温泉映画ファン必見!
貞淑な新人芸者(橘ますみ)が産婦人科医(吉田輝雄)との恋の成就を切望する傍ら、芸者としての成長の失速に葛藤していく。東映お色気路線の代表格「温泉シリーズ」の第1作目であり、石井輝男監督の異常性愛路線第2弾でもある作品(異常性愛路線のキャッチコピーは石井作品にしか適用されない)。舞台となるのは石川県の粟津温泉。

橘ますみと吉田輝雄の情念のドラマを主軸にしながら、芸者たちの賑やかな人間模様をスラップスティック調に描いていく。太腿に蟹のハサミの彫り物をしている芸者(英美枝)が出てきたり、対立する芸者小屋同士が露天風呂でキャット・ファイトしたり、あらゆる場面にて景気よく女体が踊りまくる。

石井輝男は東映撮影所の形骸化したスタイルを破壊するために登場した人物とされている。それまでの東映がやらなかった「女の写し方」を実践して、しかも興行的に成功させてみせた。

本作は極めてストレートな喜劇映画のため、異常性愛路線の冠に違和感があるけれども、東映の撮影システムに新しい波を呼び起こしたという観点では、重要な位置付けの作品と言える。