2020/05/19
監督 ダーレン・アロノフスキー
ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
【純真の白鳥、狂気の黒鳥】
バレエに全てを捧げてきた主人公の女性が、ようやく手にした主役の重圧…
指のささくれをベリッと剥がすシーンと、母親に爪を切られるシーンは何回観てもひえ〜っと声が出てしまう。
クライマックスに向かってニナがどんどん追い詰められていくさまは、ずっと呼吸を止めて観ているかよ…
小学生か中学の時に、母と姉で映画館に観に行くって聞いてずるい!って思ってからずっと観てなかった作品
やっと観たけど、これ母子で観るのきついよw通りで反応微妙だった気がするわ笑
正直、鳥肌の表現が気色…
役に呑まれていくまでの様で、現実と虚構が曖昧になる所がとてもよかった。
自分の中にある二つが対峙することで、役へ忠実になるとともに白鳥のようであった元の自分が殺される。
それ自体が悪いことだとは…