恐怖女子高校 暴行リンチ教室の作品情報・感想・評価・動画配信

「恐怖女子高校 暴行リンチ教室」に投稿された感想・評価

SunO2

SunO2の感想・評価

4.0
血液を抜く拷問に耐えきれず半狂乱になる少女。赤いマスク、赤い手袋をはめた風紀委員たちは、彼女を学校の屋上から突き落とす。だが、駆けつけた警察はそれを事故としてアッサリ処理してしまう...

則文映画ひさびさに。単位時間辺りの情報量=エロとギャグの波状攻撃にめまいが。加藤泰ゆずりのローアングルもビシバシ決まって快感。女性器を『ボックス』っていうセンス!十字架のペンダント&入れ墨のスケバン=杉本美樹がクール。

マンコ電球腕立て伏せ、水責めトイレ妨害お漏らし、乳首クリ電極と、拷問は段々と馬鹿馬鹿しいノリに。助っ人=バイクスタイルの池玲子。恐喝で食ってるブンヤの渡瀬恒彦がイイ。学校の破壊行為の凄まじさ、機動隊とやり合う姿は殆ど学生運動。

白パンに赤バイブのエロシーン。燃やされる日の丸。モロに反体制的なのだが、何一つ解決しないで終わる。登場人物が誰一人得をしていないし、破滅の美学でもない。メチャクチャが突き抜けて真っ白になるというイメージ。なんというか、自由を感じる。
杉本美樹、格好いい。

オープニングから、かなりキッチュで、デフォルメが効いた表現の連続に、呆気に取られる。

展開もスピーディで、あれよあれよと、ラストに突入。

いよいよ、後半のカタストロフに至り、
この映画の本質がはっきりと現れ、
言わずもがなの当時の社会状況が喚起させられる。

73年製作を考えると、
リアルタイムで観た当時の人には、
いろいろと迫るものがあったのでは
と思ってしまう。

製作委員会方式ではとても作れない
エッジが大小に効いていて、
ハラハラさせられる。
恐怖女子高校シリーズの何作目なんだろ?

学園名が聖光学園から希望学園に変わってる。でも、学園自体は有力悪徳政治家の金子信雄が理事長で金と女に目が無い今井健二が校長で学校を牛耳ってる。まんま「女暴力教室」と同じ笑

そして前作同様主演も杉本美樹さん。
でも、今作は始めから在校してるわけじゃなく転校生。クロスのペンダントに内腿にクロスのタトゥーの伝説の番長、人読んで十字架番長こと風間ノリコ。
しかし、十字架番長てあんま強そうでも怖そうでもない通り名だよな、雰囲気はあるけど笑

今作は「暴行リンチ教室」とサブタイトルにあるとおりエグいリンチ、拷問シーンが頻出する。
このエグいリンチを先導するのが風紀委員のスケバングループ、彼らは校長の今井健二の小飼で学園の方針に従わない者を捕まえ暴行する。
要するにナチのSSとか日帝の特高みたいなもん。
で、この"風紀委員"がやる拷問がヤバい。
オープニングからある生徒の体内の血を徐々に抜き死の恐怖与える、スキを突いて逃げた彼女を追い詰め屋上から突き落とす。死んじゃうんだけど学園側が手を回りして事故死扱いに、、
他にも電極をおっぱいと局部に付けて通電の刑(杉本美樹さんがやられる)
膣に電球を挿入し腕立て伏せをさせる、体勢を崩すと電球が割れシャレにならないことに。
この他もあるけど、どれも性的虐待の色があり淫靡で陰湿なものばかり。
セクシーサービスの一環なのかもだけど悪趣味すぎて恐怖が勝つよね。

そんな恐怖の風紀委員とそれを操り学園を支配する今井健二&金子信雄と十字架番長杉本美樹さん率いるスケバングループとの戦いがメインストーリー、要するに前作と同じ笑

「トラック野郎」シリーズでもわかる鈴木文則監督は受けたものは飽きられるまでキッチリ繰り返すからね。それはストーリーだけじゃなくてギャグも。
前作でインパクト絶大だった、タイマンの前にスケバン同士が侠客のような「お引けなすって」のポーズで口上を切り合うシーン。
今作も杉本美樹さんと池玲子さんでやってる笑
前作より口上のテンポがスローで変な節回しが入ってコミカル度がアップしてた笑

エロ度もアップして金子信雄がバイブで女性をいつものニヤニヤエロダヌキ演技で猥雑に責める。生徒同士のレズシーンと盛り沢山!

サービスたっぷりでありがたいんだけど、画やシーンのインパクトにウエイトを置きすぎてストリート展開が散漫になってしまってた。
そして何より杉本美樹さん始めスケバン達のキャラが薄く類型化してしまってエモーションが弱くなってた。
特に杉本美樹さんが前作では「どうせ世の中ひっちゃめっちゃさ」て決めセリフがあってそれが不良の心の奥にある絶望を表していてニヒルなクールさがあったけど、今作は終始強気の切符のいい姉御って感じで深みがないんだよな、そこがすげぇ残念だった。

あと、杉本美樹さんこの時お肌の調子が悪かったのかはっきり吹き出物が頬と鼻筋にあった。ストレス?この役乗り気じゃなかったのかな?
女暴力教室に比べると楽しいくだらなさは半減だが、金子信雄が佐藤茂、イマケンさんが石原セン太郎って役名だけで則文サイコー。赤いマスクに赤いグローブでリンチには血液を搾取からはじまってノンストップアイデアの洪水。首吊りのシーンからの女子高生たちの団結〜割られるガラス窓警察との大乱闘、燃える国旗に棄てられる良妻賢母の校訓。かっけーぞハマの十字架番長美樹サマ。
素晴らしい!
みてるだけで頭が悪くなりそうな激アツ描写の連続だが、だからこそ民主的・普遍的なのであって、その牙は2020年の日本に充分届く。虚構を突き詰めあまりに馬鹿馬鹿しく身もふたもなく現実の欺瞞を暴く、痛快さ。
8787

8787の感想・評価

4.5
初っぱなから悲鳴、開始5分で一人死ぬのギャグだろ。
タイトル通りリンチまみれ。豆電球突っ込んだまま腕立て50回って…(笑)
この映画シリーズ、喧嘩してるかおっぱい出してるかギャグ垂れ流すかの三択しかないのホント最高。
最後も無茶苦茶過ぎるし、ネリカンて久々に聞いたわ。
一

一の感想・評価

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赤いマスクした風紀委員の理科系リンチに始まり機動隊vs女子高生のクライマックスまで熱すぎる。バイク飛ばして杉本美樹にタイマン挑みに行く池玲子は「太宰治がグッドバイした桜上水に生れ落ち、…」とお決まりの仁義もきまってる。そしてウレシイ渡瀬恒彦。学校創立記念日の朝にバイクの池を待ち構えて車道の中央分離帯にスックと立つ恒彦かっこよすぎ!レズビアン・ハニートラップ、電球挿入腕立て拷問、やたらと時間をかけるお漏らし制裁と悪趣味お色気もノリノリだが、憲法9条を唱えながら女生徒を強姦し、女教師を責める電マも日の丸カラーな金子信雄もノリノリである。今回も悪役ぶりがステキな衣麻遼子と杉本美樹のタイマンシーンで、戦う二人の奥に首吊った生徒の遺体とハクいカッコの池玲子がワンショットで収まっていて何だか異常。ハニトラで懲戒免職くらう校長が生徒の歌う仰げば尊しで見送られながら学校を去るシーンの哀愁もいい。
Luciandead

Luciandeadの感想・評価

5.0
初めて観たとき興奮して続けて2回観た。後にも先にもそんな映画はこれだけ。
恐怖女子高校シリーズ2作目。前作でもインパクトが強かった赤マスク軍団が風紀委員として再登場した後の、校門が閉まるカッコ良すぎるタイトルバック、素晴らしい。
理事長が去っていくときのショットの構図が凄い。生徒からの視線と夕焼け。『仰げば尊し』もキマってた。
相変わらず台詞回しも独特でおもろい。ズボンを下ろされた杉本美樹「ノーパンじゃ悪いってのかい?」クリトリスのことを「ボックスの可愛いクリちゃん」だなんて発想が天才。乳首のことはミルクボタン、官能的!
めっちゃおもしろい。
開幕早々風紀委員による血抜きの拷問!
フラスコのこの線まで血が溜まったら...お前は死ぬ!
希望学園とかいう全然信用できない名前の学校に手錠をかけられながら転校してくる極上のスケバン達が、権力者どもを社会的にも肉体的にも叩きのめす痛快な内容で、ジャンル的にはエロ映画だが極太で激熱のスケバン映画でもありましたよ。露骨なギャグは全然無いけどかなり笑える。正直低俗ではあるので人によっては笑えないかもしれない。
渡瀬恒彦はカッコつけすぎなのが逆にカッコ悪くて良かった。
優等生の死でズベ公どもの最終決戦が始まる流れも素敵。
校長とタイマン仁義は最高。
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