聖なる地獄の作品情報・感想・評価

聖なる地獄2016年製作の映画)

Holy Hell

製作国:

上映時間:100分

3.5

「聖なる地獄」に投稿された感想・評価

50Kenzo

50Kenzoの感想・評価

3.5
22年間属したカルトを脱会した元信者が、カルトの日々を振り返るお話。

最初は同志のコミュニティ的な雰囲気だったのが、気がつけば教祖を頂点としたカルト的な集団に。

親類、友人とも疎遠になり、生活基盤のほとんどをカルトに依存しているため、違和感を感じてもなかなか抜け出せないカルトの怖さが良く分かりました(-_-;
月蝕

月蝕の感想・評価

1.9
月曜日の夜9時、ベッドに寝そべって鑑賞。

カリフォルニアでの集団生活は理想郷のはずが、幻滅に変わった。カリスマ的リーダーの危うい素顔が露呈し、全ては崩壊。元メンバーが一部始終を振り返る。

元カルト教団員で、教団専属のフィルムをとってさえいた監督の自伝的ドキュメンタリー。
ドキュメンタリーとしてはとても興味深い話だった!色々学ぶものがあるし、やはり入口は本当になんでもないことなんだよね。
わたしめちゃめちゃ騙されやすいから本当に気をつけていかないと……!いえ中高でタイムスリップドッキリなど騙されすぎて騙されやすいの自覚しているんだけどね!より一層気を引き締めていかないと、と戒めさせられた🤔🤔

でもさ、こういう元信者の人たちって振り返って教祖のことボロクソ言うけど自分の足で生きること放棄して楽な方に逃げたの自分じゃん。そんなんこき下ろすだけブーメランやん
「後悔してるし、してない」この一言にみんなの全てが集約されてるのかもね……

"Where we going?"
"We just going"

このレビューはネタバレを含みます

珍しくもネトフリの中で視聴期限が迫っているあったので視聴。同日に邦画の宗教作品"ディスタンス"を観ていたし、ちょっとこの手のジャンルにうんざりした。しかし年齢性別職業学歴まで多種多様の人たちが揃いも揃って信仰するようになる様は、宗教の力強さを感じる。
moon

moonの感想・評価

3.8
アメリカに実際にあったカルト宗教「ブッダ・フィールド」の元信者であり教団専属の映画監督だったウィル・アレンがその内情を暴いたドキュメンタリー。面白かった

森の中で踊り浜辺でハグをし、魂を解放する。最初は信者全員にとってのユートピアだったコミュニティがどのようにして崩壊していったのか

・教祖と信者とは一対一でセラピーを行い、信者同士では会話をさせない。
・出家させ、家族を含む一般社会との関わりを断絶させる。
・過去を断つ為といって新しい名前をつけそれで呼び合う…などなど

信者たちを囲い込む手法が日本の某カルトと全く同じで驚いた。洗脳方法は世界共通らしい

信仰の自由は守られるべきだと思うが、そこが本当に良い宗教団体なのか、ただ教祖様の欲望を満たす為の奴隷工場なのか、導かれるのではなく見極める力が必要だ
世界観

世界観の感想・評価

2.0
久しぶりのドキュメンタリー
こんなにもカルトの内部を知ることができる映像作品があるということにびっくりだし、入団していた人の話を聞けるとはとても貴重。
私自身もネットワークビジネスに引っかかり(宗教とはちょっと違うけど似た何かがあった)その恐ろしさを知っているので観ていて苦しかった
ただ良かったのは、(恐らく一部のメンバーだが)この作品に参加し、体験を語ってくれた数名は、とても辛そうで苦しそうだが、良い経験だったと思うと話せていたことが乗り越えることができた証なのかなと思って少しだけ救われる。
カルトって多分永遠になくならないんだろうな、名前を変えて存在し続ける。他の人が辞めなと言ってもその声は聞こえず、何かがきっかけで崩れ始めると、どうしてあんなことを…と思ってしまうんだろうな
さあっ

さあっの感想・評価

3.7
オウム真理教が
名前を変えて存続しているのと同じ
懲りずに続ける人とそれでも尚
信じようとする人
Me

Meの感想・評価

-
全貌が見えない初め30分は、こんなコミュニティ最高じゃん入りたい..と思って見てた、悪徳カルトに入ってる人達もみんな初めはこんな私みたいな気持ちで軽く入っちゃうんだろうなあ。
でも創始当初は本当に理想郷だったんだと思う、いつも周りに愛してくれる誰かがいて精神世界と自然世界と繋がって、でも仕事もちゃんとしたり奉仕して自尊心も満たされる、ちゃんと現実とも繋がってるヒッピーコミュニティみたいな、いいなあ。
mm

mmの感想・評価

4.0
共依存と病的なナルシスト。
実在したカルト教団のブッダフィールドの入信者から話を聞くand潜入するドキュメンタリー。リアルミッドサマーでした。
ミッドサマーのときもそうだしこれも、側から見てると滑稽だしギャグ?みたいなシーンや振る舞いが多くて笑ってしまった。でも教祖のこちらを見つめる表情恐ろしすぎて段々と寒気がしてくる。カルト教団でこんなに映像が残ってるの珍しい。沢山映像に残ってるのもいかに教祖が見た目を気にしてたナルシストだったかがわかる。
最後の映像(集団が作った映画)でメンバーが脱退したか残留したか見られるんだけど、教祖の整形や性虐待を知ってもなお残留てなってんの怖すぎた。洗脳コワイ。
22年教団の団体生活で人生を壊されたメンバー達、絶望から救ってくれたのも団体のメンバーだと涙ながらに語ってて得るものはあったのだと。22年も外界から遮断されて洗脳されていても、その後元メンバーが立派に仕事していたり夢をもっていたりして救われたし、人生は何とでもなるのだなぁと思った。
かかる曲が絶妙に名曲。ガーディアンオブギャラクシーで始まりテラスハウスで終わった。
これも憧れが盲目になってるなと思う。
被害にあった人が声を挙げて、自ら抜け出そうとするのはとても勇気がいるし大変なことだと思うから、そんな決断をした人の頭ポンポンしてあげたい。
憧れの人に酷い一面があると知った上でも、まだそれでも憧れ続けて一緒に歩むことを決める人がいるというのには驚いたけど、人それぞれ考え方は違うし、それをおかしいとかどうこう咎めるのは違う気がする。結局は自分の人生だし、自分が決めたなら他者がなんと言っても揺るがないだろうし、揺らいじゃいけない気がする。
この映画に出ている人たちは教祖も含めて皆、元々所属していた共同体に不満があったり、追放された人ばかりだ。共同体に属することで恩恵を受けられなかった人が、その共同体のために生きようなどとは思わない。

社会の側が歩み寄るように変わっていかなければ、こういったことは何度でも繰り返されるのではないだろうか。
"自分がいてもいいんだ"と思える場所が、たまたま家だったり学校だったり友達グループだったりSNSだったり新興宗教だったりする。
最後に残留した人と脱退した人の大きな違いは、この団体の他に自分を受け入れてくれるコミュニティがあるかないかの違いかもしれない。
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