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めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービーの作品紹介

めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービーのあらすじ

本作は膨大なアーカイブ映像と、関係者へのインタビュー、そして活動40周年を記念したツアーの模様をとらえ、その謎に迫るドキュメンタリー映画。ザ・レジデンツは、音楽のみならず、巨大な目玉アイボールをはじめとした衣装、映画や映像の制作、レコードやCDのアートワ ーク、ライブでのパフォーマンス、そしてその活動全てにおいての無名・匿名を貫く存在自体がコンセプチュアル・アートのようでもあり、一部の映像作品はMoMAに収蔵されるなど、その芸術性も高く評価されている。また多くのミュージシャンから敬愛されるザ・レジデンツ。我こそは!と本作のインタビューに応じるミュージ シャンたちもくせ者揃い。アヴァンギャルドな音楽家たちがこぞって出演している。音楽ファンならば誰しも耳にしたことがあるけど、誰もそのほんとうの姿を知らないザ・レジデンツの謎が遂に明らかになる・・・?

めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービーの監督

ドン・ハーディ

原題
Theory of Obscurity: A Film About the Residents
製作年
2015年
製作国
アメリカ
上映時間
87分

『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』に投稿された感想・評価

Uz
3.6
怪奇的な演出で現れて
首から上は目玉の親父👁
正体は誰も知らない
インタビューも一切受け付けない
謎のめだま4人組レジデンツ☆

完全にテロリスト映画のノリですが
実在したアート集団🎨
PVの概念を先駆けた偉業と
そして熱狂的な支持者たち…
知らんかった🫨

ど真ん中とは言えない実験音楽と演出
けど勇気と自信に溢れてる
この目玉さん達、全然追えますね笑
どんな映画でも使えそうな前衛的サウンド☆

アートの要素で言うと
彼らのアルバムジャケットは笑いしかない
菩薩
3.8
「音楽 トラウマ」とくれば、おそらく真っ先にヒットするのは灰野敬二であると思うが、おそらく次にヒットしてくるのはレジデンツであろう、そして次にチコタンが来ると思い込んでいる節がある。一応はレジデンツの謎に迫ると銘打たれたドキュメンタリーだけあって謎に迫ってはいるが、当然のようにその謎が明かされる事はない。何故かと言えばレジデンツと言うのは彼らを愛する者一人一人を指すのであり、またそうでは無く、彼らの愛する者の中に存在するのであり、またそうでは無いからだ。彼らを知らない人達からするとついにこの野郎頭沸きやがったなと思われるかもしれないが、結局はそう言う事をこの映画は述べている。レジデンツと言うのは一つのコンセプトであり、アイデアであり、現象であり、世界であり、まぁ結局のとこはなんだっていい。彼らがいてもいなくても、彼が作ったとされる様々な作品がある、それを各々が咀嚼して脳内に構築されていくいや〜な感じのするもの、それ自体がレジデンツの正体である。我らが彼らを見ているのでは無い、彼らが我らを眺め、そして覗き込んでいる、心の奥底までも。奇想天外、摩訶不思議、意味不明、そんな表現よりもグロい、キモい、そんな彼らの魅力に取り憑かれたあなたは、はたから見たら大きな目玉にしか見えませんよ、俺と同じくね…。

追記:ファン専用ムービーなのかな?これを入り口に、ってのも悪く無い気がするが。とりあえず『ラ・ジュテ』好きは観ておかないと。
UNDERDOCS 商業主義の真逆を突き進むロックドキュメンタリー特集の3本目😬💨

このシリーズの趣旨に一番相応しいのはこのザ・レジデンツだと思う。
なんせ40年以上素性を一切明かさずステージでマスクを付けて演奏し続けてるし、音楽性もコマーシャリズムやヒットチャートとは無縁の奇妙奇天烈なものばかり。
70年代初期、まだテクノやDJがジャンルとして確立する前から電子音とノイズ、サンプリングの手法を駆使して一般的な曲の構成を無視したヘンテコリンでどこか間抜けにすら聴こえる楽曲にしゃがれた鼻声(アリス・クーパー似)でこれまたヘンテコなメロディを乗せる。
歌詞は寓話的で如何様にも解釈可能だけど明確な意味は掴めないシュールでストレンジなものばかり。
そして優に50枚以上はあるであろうアルバム、しかも同じ路線のものが2つとない。
MTV時代前から楽曲とビジュアルに拘りを見せシュヴァンクマイエルのクレイアニメを思わせるアート性の高い映像作品を数々リリース。
その映像作品はアート的価値が認められニューヨーク近代美術館に所蔵されている!

つまり匿名でありながら世界的に有名。ミステリアスでアート性の高い独自の世界観を40年以上も表現し続けてる破格中の破格のバンドなんだよ。

そしてこのドキュメンタリーではその謎のベールが明らかになる!ただし極一部だけ笑

やっぱり最も気になる彼等の中身はどんな人なんだろうって俗な興味には答えてくれない。
どころかメンバーのコメントはない笑
レコーディングスタッフ、ライブのスタッフ、ファン、同級生の証言のみで画かれてる。
この辺の人達は素顔や名前を知ってるはずだけど「その時、レジテンツの何人かと会って~」と言った具合にボカシして語る。
要するにバンドの匿名性に協力してるわけなんだけど、これは何気にすごいことだと思う。まずバンドが信用され好かれてないと無理でしょ、関係が縺れたりしたら暴露されるわけだし笑
この事実からメンバー全員人柄いいのかなぁと思った笑
メンバーが生きてるのにメンバーの証言が一切ない前代未聞のロックドキュメンタリーだね笑

匿名のベールは破られなかったが、彼等が何故匿名に拘るかは語られる、長年制作に協力してきたスタッフから。
この人によるとザ・レジテンツは"匿名性理論"を信じている。
匿名性理論がどんなものかと言うと、アーティストは批評家やファンの期待の目線が届かない時にこそ最大限に想像性を発揮できる。個人として有名になりイメージが付くことで、それに想像性を縛られてしまう。
正直、小難しくてイマイチよく分からなかったけど、匿名の方が奔放にイマジネーションを広げクリエイティブでいられるってことなんだろうと思う。

本人達のコメントがないから、色んな人が各々の立場からザ・レジテンツを語っていくスタイルになるんだけど、匿名性の固持から何を読み解くか、またはそれにどんな効果があるのかって言う、一種のアート論的な展開になっていく。
事実、ザ・レジテンツはバンドと言うよりアートパフォーマー、もしくはアート現象とも言えるし、これは必然なんだと思った。

それでも純粋にファンの好奇心に応えてくる部分もある。
ザ・レジテンツと言えばトレードマークの目玉にシルクハットの被り物👁️🎩、あれは美術スタッフが考案したもので本人達は銀の球体をオーダーしていたが技術的な問題で断念した。なので本人達は不本意だからあまり付けたがらなかったらしい。
ビデオ・クリップに出てくる目玉ハット達は実は本人達じゃなくダンサー達だったことが明かされる。どうりでみんなスタイルが良く動きがシャープだと思ったよ笑
「誰が被ったって一緒だろ?誰だか分からないんだから(笑)」美術スタッフの発言が受けた😂
これも"匿名性理論"の為せる技だね😂
目玉ハットの中がどうなってるのか見せてくれたり、この辺りは普通に楽しかった笑

何か色々理解が深まったようで核心は強固にガードされ煙に巻かれた感じだけど、それはザ・レジテンツのアルバムどれもがそうであるように楽しくエキサイティングだけど聴き終わってみれば謎が深まるのと同じで、このドキュメンタリーも彼等の作品だと思えば何の不満もない。

人に関して決してわすれがたいもの、それは性別であると言われている。
ザ・レジテンツに性別はない。
次に印象的なのは顔である。
ザ・レジテンツに顔はない。
3番目に印象に残るのは性格である。
ザ・レジテンツに性格はない。
ザ・レジテンツ公式履歴書より。

ここから余談。
フォロワーさんでも2人ほどこのUNDERDOCSシリーズに自分と同じように複数回行かれてる方がいるんだけど、自分も入れて3人とも観てる作品が被ってないのが興味深かった。
オフでロック談義したくなった笑

しかし、UNDERDOCSシリーズとてもいいラインナップだった。是非来年も開催してほしい。
どうせコロナと自粛要請しかやる気がない無為無策な政府のせいで来年も満足にライブなんかできないのだし。

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