共働き夫婦倦怠期モノ。
なんだかんだ幸せそうでよかった、が、奥さんのキャリアプラン考えるとやっぱダメだろうという気持ちに。男の悲哀は感じるし、それでも共に生きていくのがリアルな夫婦という気はするが……
昔小唄映画というのがあったらしい。歌が先に出て映画になる。トーキーに移行する頃の話。時代下って劇中何度か出てくる銀座の恋の物語は裕次郎主演映画になりおやじデュエットの定番曲になったようだ。1番だけ引…
>>続きを読む妻から夫に対して思わず本音が出ちゃうシーン、虚しすぎてウルッときた。
次の日、何事もなかったように二人で歩いてるのも、もう完全に役割としての夫婦でしかなくて辛い。
回想のせいで物語がいちいち弛緩して…
これはひょっとして傑作ではないか。
但し何とも人を喰った話で、題名だけで意気込んで観ると大変な目に遭う。
この飄々とした味が斉藤信幸なのか。ロマンポルノが描いてきたのは女とそれを映す鏡としての男だと…