2003年ごろって、それこそ牧場が描かれるときって東京からの「ここではないどこか」として挿入されてる場合がほとんどなのに、本作ではまさに牧場そのものの生活を割と長いであろう撮影期間でもって示してて新…
>>続きを読むユーモアとペーソスに彩られた、実に丁寧に作られた映画。
義父も、嫁も、それぞれに抱えている(同じところに起因している…?)空洞、空白を、ある種倒錯したカタチで互いに埋め合わせている。
他人から見れ…
日本映画専門チャンネルにて鑑賞
「義父と嫁 乳しぼり<R-15> 」のタイトルで放送されたものを観ました。
冒頭の乳しぼりのシーンで擬人化?コメディ?と思ったものの、これがなんとも切ないお話で素晴…
実に見事なピンク映画だ。名投手の配球の様だ。
極めて映画的な変化球が来たかと思えば、画の素晴らしさと空間設計の巧みさ、役者達への丁寧な采配という直球が要所で丁寧に決まる。
笑いからペーソスへとスライ…
嫁なりし
牛の哭きたる
明け方の夢
OPのモー
にギョギョギョっとし
これは牛が人になった
ファンタジーなのか
親父さん危ない
変態野郎なのかと
訝って身構えたが
何だか色々としみじみ来る
愛…
「新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー Vol.3」
プリントタイトル『義父と嫁 乳しぼり』
後藤大輔監督、池島ゆたか(プロデューサー)舞台挨拶付き。
知らんけど。
早朝牛舎に向かう老人。
…
早朝、牛舎で牛の乳を搾る老人、進む先には全裸の女が四つん這いで彼を待ち構えている。「ハナコ」と呼びかけながら女の乳を握る老人、当然なにも出ないが、老人に撫でられ女は何度も「モー」と鳴く。こんなふざけ…
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