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「夜が明けるまで」に投稿された感想・評価

Maiko

Maikoの感想・評価

3.5
ずっとマイリストに入ってる割に、なんとなく、こんなおじいちゃんとおばあちゃんのお話で感動してる場合じゃないじゃんみたいな謎の感情が出てきてみてなかったやつ。

結果、とても良かった笑

感情でストーリーが展開されていくから落ち着く。

人間って1人じゃダメなんだよね。
肉体的にも精神的にも、誰かと寄り添いながら生きることに意味があると思う。

いろんな形で、みんなそれぞれの寄り添い方で、生きてる時間を楽しめば、もっと良い世界になるはずなのになぁ。


スマホをとりあげたとき、何も残らない人にはなりたくないなぁ。
たま

たまの感想・評価

4.5
ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダ。2人の大スターが演じるの静かな映画。

高齢の男女の孤独と、誰かと繋がっていたいと思う気持ちを描いた映画。

マティアス・スーナールツ目当ての鑑賞だったけどグッと心を掴まれてしまった。
こんな映画が素敵だと思うなんて、ずいぶん私も歳をとったものだと、少し複雑な心境に‪…

ひとり暮らしの高齢女性アディが、ご近所さんのやはりひとり暮らしの、ルイスの家を突然訪れる。そしてある提案をする。

夜お喋りをしながら、ただ一緒に眠りたい…

あまりにも唐突な申し出に、すっかり戸惑うルイスだった。しかし悩んだ末にその提案を受け入れる。

話をする、話を聞く、こんなたわいのない事が、人にとってすっごく大切なことだったのかと気づかされる。
そして、たったひとりで眠る寂しさも。

それぞれの家庭は、決して順風満帆とは言えなかった。
楽しかった事、辛かったこと、たくさんのストーリーがある。
自らを悔いたり赦したりしながら語っていく。

アディの息子役マティアスは、またもやシングルファーザー。彼の7才の息子がふたりの関係を進展させる。
ひとつの目的を持って、考え行動するからこそ、絆も生まれていく。

心に抱えたわだかまりを、ルイスは娘と、そしてアディは息子と乗り越えていく。

主演2人は何度も共演しているそうで(私は初めて見ました)、やはり相性の良さを感じる。
またインドの「めぐり逢わせのお弁当」の監督と知って、とっても納得。

劇的なことは一切起こらない。
ラストシーンも自然体で素敵だ。
コミュ障という言葉を僕は嫌っているのですが(と書いて気づくのはある価値を示そうとする言葉のほとんどを僕は気に入っていない。たぶん支配的な動機を感じるからです)、いわゆるコミュ障という自覚を間違えて持っている人間のほうがよほどまともで、コミュ力が高いとされる人間の多くがサイコパスのように見えることがよくあります。

いずれにせよコミュニケーション(communication)とは、その本質から言って水平関係に終始するものであり、魂(soul)の領域では垂直関係になるはずです。そして根本的な部分で人を救うのは垂直関係によるものだろうと僕には思えます。たとえば希望を持って生きるということも何かを信じることも、すべて垂直的な魂の問題です。ですからコミュ障であれ、高いコミュ力であれ、それほど大差はないという見方を僕はしています。

この映画の原題は『Our Souls at Night』であり、一見すると老齢を生きる男女の水平関係を描いているように見えながらも、真に描こうとしているのは、魂(soul)の領域である垂直関係だろうことがタイトルに表れています。

お互いに伴侶を亡くして久しい老男ルイス(ロバート・レッドフォード)と老女アディ(ジェーン・フォンダ)。長年に渡って隣人でありながら、お互いのことをほとんど知らない2人は、アディの提案によって夜眠れるまでベッドを共にすることになる。

外聞を気にして裏口から家に入ろうとするルイスに対して、アディは噂など立たせておけばいいと言う。こうした点に男女の機微の典型が表されているように思うのですが、2人が少しずつ次第にお互いのことを知っていくにつれて、その関係が水平的なものから垂直的なものへと移り変わっていくことになります。

そのことは、ルイスがいつものように友人の集うコーヒー店に入った際のシーンに端的に表れています。仲間のなかでも意地悪な1人が彼をからかい、それに腹を立てたルイスはそのグループを抜け出すことになる。これもまた同性の仲間の関係を、異性との関係が壊すという典型でもあるのでしょうが、ではなぜそれが典型になるのかと言えば、関係の質が根本的に異なるからだろうと僕には思えます。

つまり同性の関わりが水平関係となるのに対して、異性との関わりは垂直関係になる。すべてを捨てて異性との愛に走る際の動機は、どこか宗教的な感情にも似た垂直性によるもののはずです。本作はそうした関係性の違いが、何歳になっても変わらないことを描きながらも、その年齢にはその年齢にしか成立しない関係性もあることを静かに描き出していきます。

そのように淡くも親しい間柄になった2人ですが、やがてアディの息子の家庭に問題が生じたために、ルイスとアディは離れて暮らすことを余儀なくされる。けれどそうした年齢によって生じた個人史が重い意味をもつ機微もこの年齢ならではのものでしょうし、静かで深い説得力が宿っていたように思います。ラストに描かれる電話のシーンも素敵でした。

総じて言えることは、男女の愛が示すものはそれぞれの年齢によって交わされる量や質を変えていきながらも、どこか宗教的感情にも近いものがその根源に宿っているということです。もしかすると僕たちが愛と思っているものは、僕たちが思っているような意味でのそれではない可能性もある。この映画の原題につけられた「soul」という言葉が、夜ひそやかに響く魂の問題を語りかけているようです。

監督は『めぐり逢わせのお弁当』(2013年)のリテーシュ・バトラですが、観終わってからそのことを知り、本作の静かな説得力に納得しました。

また『マルタのやさしい刺繍』(ベティナ・オベルリ監督, 2006年)に描かれる老女のコミュニティと、『人生の特等席』(ロバート・ロレンツ監督, 2012年)に描かれる老男の孤独とを併せて振り返った際に、これら2つの作品がもしも手を結ぶことがあれば、本作のようにもなるのかもしれないと思いました。
Faery

Faeryの感想・評価

3.8
心温かく優しい気持ちになりました。

年老いたとしても一人で生きるより、寄り添い大切に思える人と過ごせる方が、人生はとても豊かで満ち足りたものになるのだと思いました。

恋しく思う気持ちや、愛したい気持ちはいくつになっても変わりませんね。
Chikara

Chikaraの感想・評価

3.9
ジェーンフォンダもロバートレッドフォードも年老いたけど、いいね。
記録
2021/12/22 0:40〜
Netflix
伸飲みなので1人で

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダの3度目の共演ですかね?さすが名優二人だけあって、話が締まりますね。実に渋かった。弘兼憲史さんの「黄昏流星群」を彷彿とさせます。

このレビューはネタバレを含みます

息子がクズオブクズ

こーゆう奴が親戚にいるから胸糞半端なかった。生きてるだけで周りを不幸せにしてくる奴。孫が人質でまじで可哀想。クズの犠牲にならないで自分の幸せのために生きてくれじいちゃんばあちゃん!なんでじいちゃんも一緒に連れてってあげないんだよ理由教えてくれよばあちゃん!

最後「天気の話がしたい」てばあちゃんが言ったとこで泣けた。たわいもない話をしてる時て幸せ
umakoron

umakoronの感想・評価

4.1
ゆっくり静かに染み入る
大人の恋の物語

若い頃には到底理解できなかった
究極の愛の形がここにあった

ただただ素敵としか言えない
おだやかで、たおやかな時間

こんな時間の紡ぎ方もあるのだな

老いに関する
ネガティブなイメージを払拭し
真面目に生きた先にある世界に
多くの希望を感じられる
良質で心地良い映画
のんchan

のんchanの感想・評価

3.7
とある田舎町の向かいの家に住むシニアの男と女。それぞれの伴侶に先立たれて長い。
近所付き合いはそれほどしてはいなかったが、ある晩、ルイス(ロバート・レッドフォード)の家にアディー(ジェーン・フォンダ)が突然訪ねて来て驚きの提案をする。

「うちに来て私と寝ない?寂しいの。あなたもかと...セックスの話じゃない。なかなか寝付けないし、これは夜を乗り切る術のこと。ベッドに並んで寝て、寝入るまで話をして過ごすの。安眠出来ると思うの。」

こんな提案を付き合った事もない異性から言われたら、さて貴方ならどうしますか?

まぁ年を重ねると尚?女性の方が何かとパワーあるかもだけど...😅

一晩考えたルイスは受け入れることにして、翌晩からお泊まりしに向かいの家のベッドへ通う。

そりゃ、2人は長い人生を送って来たので、話し尽くせないことが色々ある。そんな話を全てし切れていない時に、アディーは息子(マティアス・スーナールツ)の7歳の長男を預かることになり...


この作品はNetflixオリジナルなので、ベテラン俳優の共演シニア物を楽しみにしていたが、それより私は思い掛けずに、お気に入りのマティアス・スーナールツが画面に出て来てコブシを握りました✊💕色気あって好き😍

シニア物は大好物だけど、この2人のベテランのイメージが型にハマっているお堅い感じがして、あまり好みのタイプじゃなくて😓
どうしてもジェーン・フォンダの80歳になるのに崩れない体型と華やかさが抜けない雰囲気が女優然としていて...ん〜😔もっと身体のラインが膨よかになってる女優の方が親近感出たと思う❗️
ロバート・レッドフォードってもっと大柄かと思ってたけど、縮まったのかな?茶飲み仲間にブルース・ダーンがチラッと出てます😁

この作品のシナリオは私には今一つでしたが...
世界的にも高齢化社会の現代なら、お互いムリじゃなければ良いお話じゃない❣️全然アリの話👌だと思ったけどね😊
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