僕の可愛いビンドゥの作品情報・感想・評価

「僕の可愛いビンドゥ」に投稿された感想・評価

なつみ

なつみの感想・評価

3.0
前半はかなり好きな感じでした。
幼馴染だけどなかなか恋仲にはなれない2人の回想劇。

ふたりの歩んだ道を表す思い出の曲をカセットテープに吹き込んだ人生のサウンドトラック、それに乗せて描かれる思い出。

ムーランルージュみたいな勢いのあるナレーション(わかる人いますかね?笑)がすごい好き!!


なんとなくこの前見たAe Dil Hai Mushkilと被る後半。恋愛ものはあんまり好きじゃないから後半にいくにつれてわたしには重かったけど、主演2人とも美男美女で、それだけでもう充分なくらい。特にビンドゥー可愛すぎた。
家が隣同士の幼なじみとの、近くて遠い恋。ありきたりな話のはずなのに、意外な展開が待ってるわけじゃないのに、どうしようもなく辛い気持ちになった。
想いを伝えられなかったときも、想いを伝えたいときも、想いが伝わったときも、想いが伝わらなかったときも。
人生はタイミングなのかもしれない。でも彼女にとっては友情が愛に変わることは始めからなかった。きっとこれからもずっと。
それに比べ主人公ブブラの愛が今更友情に変わることはない。だからもう友達じゃない。恋人でもない。もう友達ですらないけれど、僕の可愛いビンドゥ。ずっと僕のビンドゥ。君は一度聴くと頭から離れないメロディ。
小説の結末(願望)と現実との対比が哀しい。
ラストで見返りを求めない愛となって想いを押し殺しながら振る舞うブブラの笑顔に胸がキュゥとなった。
古いインドの名曲が拍車をかけてる。
振り回し系の幼馴染の美女とのラブストーリー。


モチーフとなる本やテープのギミックはハマってた印象。
特に音楽は結構高いレベルだと思う。


ストーリーも悪くなく、男は女性を名前をつけて保存に対しての、女性は上書き保存という例のアレをうまく描けている。

一方で、風呂敷を広げた割には…という感じも否めないかも。


キャストもブチ抜いた感じの演技があまりない印象。
その中でビンドゥの子供時代を演じたAarnaa Sharmaは目に止まったなあ。
森田

森田の感想・評価

-
よい

メモ
ビンドゥが可愛い
アビの台詞ひとつひとつが優しくて愛がいっぱいで素敵
見事にタイトル回収

このレビューはネタバレを含みます

良かった!

ビンドゥが可愛すぎるー
自由奔放で、何するかわかんなくて、笑顔がとびきりキュートな女の子。そりゃ目が離せなくなるし好きになるよね〜。とにかくチャーミングだった。

学生時代の2人のエピソードが好きだな。ラブとライクの間、とびっきり仲が良いけど友達で、みたいな空気感。ジョークの掛け合いや信頼しているふざけた感じ。超可愛い。青春ぽい。こういうのボーイミーツガールものが個人的にとにかくとにかく好きなのです!学生時代のダンスシーンも良かったな。

まあ、大人の男女になるにつれてお互い色々と生まれてくるのだけど…
終盤の、全てはタイミング、という言葉は残酷だけどその通りかも。自分のずっと夢みてたことが破れて、未来が見えなくなってる時に相手視点の幸せをこれでもか!って突きつけられたらまあ逃げたくなるよね…

結果、ビンドゥは母として別の人との幸せを手に入れた。どっちも悪くないし、本当にボタンのかけ違いなんだけどこのすれ違いが決め手になってしまった。難しいー

ブブラにとっては、ビンドゥとのどうしようもなく忘れられない思い出を、2人だけの小説として温かな物語に消化できたのかな。

2人の結末は心から切ないのだけど、優しくてあったかいラストにほんのりと涙が出てしまったよ。これはこれでリアルなハッピーエンドなのかもしれないな。カセットが印象的に使われてるのもツボでした。

DVD出たら欲しいなー
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
IFFJ2017にて鑑賞。幼馴染みの友達関係から始まった恋の結末を、形を変えて小説に書くことの意味がジンワリ迫る切なさ一入。中盤はややダレるが、アビの台詞は作家だけになかなかアピールする。しっとりした挿入歌も良かった。
field

fieldの感想・評価

3.5
IFFJにて鑑賞。

天真爛漫なビンドゥことパリニーティ・チョープラー、彼女の可愛さが存分に出てる。出過ぎてる。
幼じみ二人の若さゆえの甘く切ない恋愛。その悲喜こもごもの回想が曲が良さも相まってノスタルジックで、やや平坦ながら全体のテンポが良いかなといった印象。

思い出のビンドゥを物語にすること、作家アビマンユの中で「可愛いビンドゥ」であり続ける。
パソコンを使わずタイプライターなのも良い。
nori007

nori007の感想・評価

3.8
この物語、恐ろしくツライ映画だわ。
その昔、俺にもこうした経験もありました。。もちろん自分の周りにもこうした女に入れあげてる人はたくさんいます。こういったこじらせ中二病男子の映画なのだが、当事者はわからないんだよね。もちろん一時的に手に入る事もあろう。しかし必ず彼女は去っていく。こじらせてる人にはそこがわからないんだよね。こうして映画として客観的に見ると本当に痛々しい。監督さんによるティーチインによると脚本家がこうした恋愛をしていたらしい。いやいや監督さん、あなたもきっとそうでしょう?というか日本人もインド人も同じ悩みを抱えてたりするもんなんだな。出来ることならみんなと飲みたいもんだよw
主人公の人生はビンドゥによって潤ったかもしれない。しかしそれは地獄の中でほんの少しだけ潤っただけなのだから。

本当に見るのがツライ映画なのだが、それはこの映画の完成度が極めて高い事を意味しているわけだ。うんとても素晴らしいよ。
酔子

酔子の感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

IFFJ2017

わかるわぁ、わかる、その気持ち。
これは個人的にヒジョーにツボな物語だった。
自分の夢破れたときに、そんな未来予想図見せられて囲い込まれたら逃げるわ、そりゃ。
でも相手が傷ついたことには無頓着。気づいたときには遅かった。。。

「人生は溶けかけのアイスクリーム、食べてしまわないともったいない」みたいなことをビンドゥのお母さんが言ってたよねーうんうん。
ソニーのCHFってカセットテープ、懐かし過ぎだろ。インドの昔の音楽は全然知らなかったけど、懐かしさって共通の感覚かも。

冒頭から何度か出てきた宙釣りのドゥルーガ像はフェリーニの「8 1/2」のオマージュかなぁ。
監督に聞いてみたかったけど、手を挙げる勇気がなかったわ。
たまたまオープニングイベントで監督をみたので予定変更で観ることにしたんだけど、よかった。これだから情報少ない映画はあなどれないわ。

パリニーティ・チョープラーナ、プリヤンカのいとこ?のわりにはイマイチって思ったけど、動いてる姿みたら10倍かわいかった!
最後の落ち着いた姿も美しかったから、今後も期待。
ヨルン

ヨルンの感想・評価

3.3
可愛いパリニーティちゃん以外に何を言えばいいんだ!

人が良いぼんやりのほほん感あるアーユシュマーンさんに天真爛漫なパリニーティちゃんのキャラクターそのままで撮ったような作品
いつの間にか笑顔になっていた
過去を回想しつつなので流れとしては平坦なものの、2人の関係が微笑ましくて見ていられる
ラストのあそこで流れるパリニーティちゃんとロマンスソングの帝王ソヌさんのデュエットは計算通りのフィット感