アシク・ケリブの作品情報・感想・評価

アシク・ケリブ1988年製作の映画)

ASHIK KERIB

製作国:

上映時間:78分

ジャンル:

3.8

『アシク・ケリブ』に投稿された感想・評価

グルジアの映画作家、セルゲイ・パラジャーノフの遺作。ミハイル・レールモントフの民話を華やかな色彩セット、衣装で描いた「火の馬」(64)に近い作風。
早稲田松竹にて
3.5
このレビューはネタバレを含みます

摩訶不思議で目眩く絵と音楽はずっと綺麗で好きなシークエンスは沢山あるけどテンポはいまいち噛み合わなくて少し飽きる時がある。でも、死んだデマが伝えられるシーンで衣装が2階の窓から地上へ上下する所とか将…

>>続きを読む

集大成感があって最高だった、分かりやすくもあり装飾美術が素晴らしかった。

セルゲイパラジャーノフらしいと言えばそうで、目新しさはなかったなあ…しかし愛してる…産まれてくれてありがとう

タルコフス…

>>続きを読む
3.5
このレビューはネタバレを含みます
ローカライズされたアヴェマリア(曲)にハートを撃ち抜かれた
ストーリーはなにも面白くなくて、おとぎ話ってこうだよね、って感じ(そこがいいのだ)
馬映画
このレビューはネタバレを含みます

パラジャーノフの遺作。
中東趣味全開。

登場人物がみんな口を閉ざして身振り手振りで演技する。多分原作を元にした人形劇かなんかを見て、それを人間でやりたかったんだろう。

あらゆるところに監督のこだ…

>>続きを読む

観られてよかったパラジャーノフ!

映像が美しいのはもちろんのこと、音楽の映画でもあるなあ

ケリブくん、終盤カズレーザーみたいな格好になってたけど一番驚いたのはラストのカメラのところ
タルコフスキ…

>>続きを読む

あらすじ読んでから見たので中盤くらいまでは何とか把握できたけど、それ以降はやっぱりよくわからない。絵画的なショットと演技のコミカルさが相まって絵本ぽかった。ラストの飛躍とタルコフスキーへの愛。

ダ…

>>続きを読む
Rin
-

これを五月蝿いと言うと色んな人から叱られそうだけど、映像も音も表現のしつこさが私の閾値を超えていた。あくまで、好き嫌いの領域の話。映像も音も五月蝿い作家の代表格にジャン=リュック・ゴダールがいるが、…

>>続きを読む
煙
4.1
一番好きかも。寓話的でおかしみもある。アシク・ケリブの服がどんどん派手になる(最後は赤)。クローズアップ。駆ける馬。遺作。突き抜けた境地。

あなたにおすすめの記事