二人の行動原理、無軌道ぶりがまったくこちら側に届かない「悲しい」映画。あまりに昭和な台詞回しを抜きにしても、浜辺でイチャつく峰岸徹と木山佳の異常性は恐ろしいほどサムく、峰岸の広告スチール撮影風景の適…
>>続きを読む冒頭のサーキット、ジャズ×車ビュンビュンでイェジースコリモフスキの「出発」やん!って思ってハイセンスすぎてしびれる。姫田カメラがキレキレである。樋口康雄の音楽も最高。石川セリの歌もよき。峰岸徹が頭空…
>>続きを読む村川透の3作目の監督作。前作の「哀しみの女街」よりは良い出来。芸能界の女とレーサーの男の恋は、実話をもとにしたもの。脚本の古屋和彦は新人。実際は村川脚本のようだ。全体的に、日活ムード恋愛劇風で、裕次…
>>続きを読む村川透監督はテレビドラマや映画、OVAなど多岐にわたる活躍ぶりを披露しているけれどその秘訣はアクション演出で弾けてもプロデューサーが注文した指示を忠実に守ってそつなく仕上げている点。無難なところに着…
>>続きを読む『野良猫ロック』のロマンポルノ版みたいな雰囲気で始まり、バイク族に取り囲まれながら車上で不敵に笑う峰岸徹が格好良い冒頭。
これはと期待したが、そこからはニューシネマのなり損ないが延々続く。
どうやら…